ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2012
こんばんは。16のkotaroです。はじめてブログにカキコします。
本日のテーマは社会貢献でした。今回は特にNPOとNGOに焦点があてられて勉強会がすすめられました。まず最初にNGOとNPOの歴史についての発表があり、それによるとNGOのほうが歴史が古いということらしいです。しかし民間、非営利という点ではNGO、NPOに違いがなく、役割としては似たようなものをになっているようです。つぎに日本のNGOの問題点についての説明がありました。日本のNGOは他の欧米先進国に比べて一般的に資金力が弱く、認知度が低いので、良い人材も集まりにくいという問題があります。行政がまかなえない部分を民間団体が補うという相互補完的な概念があまり浸透していないのがその原因の一つであります。
つぎにケーススタディーとしてカナダとインドとスウェーデンのNGOがとりあげられました。カナダは開発援助を積極的に行っている国の一つであり、60年代半ばから開発援助の一部をNGOを通じて付与するようになりました。しかしカナダ国内には自己利益追求かもしくは人道的目的のどちらを優先するかというせめぎ合いがあり、NGOは政府に資金を依存しているので、NGOそれの影響を受けてしまうという問題点もあります。インドは実はNGO大国であり、膨大な数のNGO団体が存在しています。しかし日本の海外協力のNGOと異なりインドのNGOは国内の社会福祉や貧困対策の役割をしています。スウェーデンのNGOは現地に事務所をもち、専門的で高度な知識をもっている組織がおおく高く評価されています。しかしあまりにもおおくのプロジェクトが行われているため、全体の進捗状況、総合評価が行いにくいという問題点も存在している。
今回のまとめ
政府も含め、国民全体の理解を得ることがNGO・NPOが働きやすい環境を作るうえで必要不可欠である。NPO・NGOは国民に存在意義を示していく必要があるのではないか。
本日のテーマは社会貢献でした。今回は特にNPOとNGOに焦点があてられて勉強会がすすめられました。まず最初にNGOとNPOの歴史についての発表があり、それによるとNGOのほうが歴史が古いということらしいです。しかし民間、非営利という点ではNGO、NPOに違いがなく、役割としては似たようなものをになっているようです。つぎに日本のNGOの問題点についての説明がありました。日本のNGOは他の欧米先進国に比べて一般的に資金力が弱く、認知度が低いので、良い人材も集まりにくいという問題があります。行政がまかなえない部分を民間団体が補うという相互補完的な概念があまり浸透していないのがその原因の一つであります。
つぎにケーススタディーとしてカナダとインドとスウェーデンのNGOがとりあげられました。カナダは開発援助を積極的に行っている国の一つであり、60年代半ばから開発援助の一部をNGOを通じて付与するようになりました。しかしカナダ国内には自己利益追求かもしくは人道的目的のどちらを優先するかというせめぎ合いがあり、NGOは政府に資金を依存しているので、NGOそれの影響を受けてしまうという問題点もあります。インドは実はNGO大国であり、膨大な数のNGO団体が存在しています。しかし日本の海外協力のNGOと異なりインドのNGOは国内の社会福祉や貧困対策の役割をしています。スウェーデンのNGOは現地に事務所をもち、専門的で高度な知識をもっている組織がおおく高く評価されています。しかしあまりにもおおくのプロジェクトが行われているため、全体の進捗状況、総合評価が行いにくいという問題点も存在している。
今回のまとめ
政府も含め、国民全体の理解を得ることがNGO・NPOが働きやすい環境を作るうえで必要不可欠である。NPO・NGOは国民に存在意義を示していく必要があるのではないか。
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2012
こんばんは!14のまりです、お久しぶりです(^^)
今日は私もプレゼンをした9/14の勉強会について、ブログを書きたいと思います。
今回の勉強会は「自死」についてです。
皆さんは9月10日が世界自殺予防デーだったのはご存じでしょうか??
日本でも自死のニュースを聞く頻度が増えてきましたし、自死は世界的な問題となってきています。
まずはじめに"自死"とは何か、その定義や歴史についてたくみが話してくれました。
世の中では"自殺"という言い方のほうが主流ですが、"殺"という言葉を使っていることがあまり印象が良くないという点、そして自殺と自死を区別する方法としては、今おかれている状況から逃避するために死ぬのか、それとも自分の判断によって死を選択するのか、という点もあります。
しかしこれらの定義は曖昧で、実際に区別は難しいです。
例えばいじめによる死は自殺なのか、それとも自死なのか。どちらともとれますよね。
個人的には"自死"という言葉を使ったほうが、より死を選択したことに対する尊重の念がこめられる気がします。
そして歴史についてですが、私が印象に残ったのはデュルケムの主張です。
彼は「危機が自死を引き起こす」と言っており、良いか悪いかどちらにせよ社会基盤が大きくゆらぐと自殺率は上昇するそうです。
個人的な誘因からではなく、人間は社会の枠組みに属しているからこそ、そのような影響があるのだなと考えると確かに納得のいく反面、例え良い社会の変化だとしても自殺率が上昇するというのは興味深い分析だと思いました。
次に、海外ではどのような自死の現象があるのかについて、なな、ともみ、さおりがプレゼンしてくれました。
まず、インドでは農業に携わっている方の自死が多く、深刻な問題となっているようです。
例えば先進国からまわってきた肥料を多く使いすぎてしまったことで、その肥料の成分からうつ病になってしまうことがある、というのは驚きでした。
そしてリトアニアは、現在自殺率一位の国となっており、その要因が失業率の上昇であることは現在の景気の動向を色濃く反映していますね・・・・
韓国は最近まで自殺率連続一位で、現在は二位に落ちましたが未だに自殺率は高いです。
韓国では高齢者による自殺が多いらしく、配偶者との死別や経済的な生活苦により自死される方が多いようです。
このように海外の自死の要因は様々ですが、日本の場合はどうなのでしょう?たかがプレゼンしてくれました。
私が印象に残ったのは、自殺率が男性のほうが高い一つの理由として離婚が挙げられていたことです。
離婚をすると、女性の場合社会的に保護される措置が整っているのですが、男性の場合は保護されず孤立してしまうことが多いそうで、その結果自死へとつながることがあるそうです。
自死を離婚という側面から考えたことがあまりなかったので興味深い内容でした。
そして私は日本の刑法と自死の関連性について発表しました。
刑法202条自殺関与・自殺同意罪が自殺の教唆及び幇助を禁じていることから発展させ、安楽死の違法性について申し上げました。
一方スイスやオランダでは安楽死(自殺幇助)が合法化されているのですが、それにより自殺ツーリズムが問題になっているようです・・・自己決定権と命、どちらを尊重すべきかは難しい問題ですね。
最後に、日本とアメリカで行われている自殺予防について、まりりんとあすとがプレゼンしてくれました。
日本では自死された方の遺族のケアをすることが重要で、自死は身近な5人に精神的影響を及ぼすと言われているそうです。
そして自殺未遂は既遂の10倍にもあたるので、本人だけではなく、家族や親しい友人で苦しい思いをしている人もたくさんいるのだということが分かりました。
アメリカでは自殺率がそこまで高くないのですが、その理由として学校でのカウンセラーの役割に加え、ホームスクールや特別学校などが政府から認可されている点も挙げてくれました。
また、心の不調も病気なので、風邪や肺炎と同じように専門家に診てもらうという考えが若年層では浸透しており、日本ほど精神的病を隠す文化はないそうです。
最後に日本の「恥」の倫理基準が、日本の自殺率の高さに影響しているのか。もししているとしたら、その倫理基準を保持すべきか、すべきでないのか」というディスカッションテーマのもと、小グループに分かれて20分ほどディスカッションしました。
前半部分については意見が分かれ、「日本の映画などの価値観に触れているので、何かあった時に選択肢として自死がでてきてしまう」、「自殺するときは文化というよりも、環境からの逃避で自死をするため、そのような倫理基準に左右されているわけではない」という主張などがありました。
また、保持すべきか、すべきでないかは微妙なところで、もし変えていくなら教育で変えていくべき、という意見や、周りが察して、自死を未然に防ぐよう積極的にその人に働きかけるべき、という意見などがありました。
私は、自死を支持するつもりはありませんが、結果的に自死した人を責めることは出来ないと考えています。
私たちが誰かが生きることに苦しんでいることを知った時に出来ることは、直接的に説得することも大切かもしれませんが、その人と関わりを深め、「生きていることも悪くないな」と思わせることではないかと思います。
フロイトが述べるように、人生に生きる意味を見出すというのは一種の宗教みたいなものなのかもしれませんが、生きる理由について自分なりに見出す、または見出す手伝いをすることが私達に出来ることなんだと思います。
Memento Mori-死を忘れるな。死は誰でもいつか必ず訪れるものです。
これを機に死について、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
今日は私もプレゼンをした9/14の勉強会について、ブログを書きたいと思います。
今回の勉強会は「自死」についてです。
皆さんは9月10日が世界自殺予防デーだったのはご存じでしょうか??
日本でも自死のニュースを聞く頻度が増えてきましたし、自死は世界的な問題となってきています。
まずはじめに"自死"とは何か、その定義や歴史についてたくみが話してくれました。
世の中では"自殺"という言い方のほうが主流ですが、"殺"という言葉を使っていることがあまり印象が良くないという点、そして自殺と自死を区別する方法としては、今おかれている状況から逃避するために死ぬのか、それとも自分の判断によって死を選択するのか、という点もあります。
しかしこれらの定義は曖昧で、実際に区別は難しいです。
例えばいじめによる死は自殺なのか、それとも自死なのか。どちらともとれますよね。
個人的には"自死"という言葉を使ったほうが、より死を選択したことに対する尊重の念がこめられる気がします。
そして歴史についてですが、私が印象に残ったのはデュルケムの主張です。
彼は「危機が自死を引き起こす」と言っており、良いか悪いかどちらにせよ社会基盤が大きくゆらぐと自殺率は上昇するそうです。
個人的な誘因からではなく、人間は社会の枠組みに属しているからこそ、そのような影響があるのだなと考えると確かに納得のいく反面、例え良い社会の変化だとしても自殺率が上昇するというのは興味深い分析だと思いました。
次に、海外ではどのような自死の現象があるのかについて、なな、ともみ、さおりがプレゼンしてくれました。
まず、インドでは農業に携わっている方の自死が多く、深刻な問題となっているようです。
例えば先進国からまわってきた肥料を多く使いすぎてしまったことで、その肥料の成分からうつ病になってしまうことがある、というのは驚きでした。
そしてリトアニアは、現在自殺率一位の国となっており、その要因が失業率の上昇であることは現在の景気の動向を色濃く反映していますね・・・・
韓国は最近まで自殺率連続一位で、現在は二位に落ちましたが未だに自殺率は高いです。
韓国では高齢者による自殺が多いらしく、配偶者との死別や経済的な生活苦により自死される方が多いようです。
このように海外の自死の要因は様々ですが、日本の場合はどうなのでしょう?たかがプレゼンしてくれました。
私が印象に残ったのは、自殺率が男性のほうが高い一つの理由として離婚が挙げられていたことです。
離婚をすると、女性の場合社会的に保護される措置が整っているのですが、男性の場合は保護されず孤立してしまうことが多いそうで、その結果自死へとつながることがあるそうです。
自死を離婚という側面から考えたことがあまりなかったので興味深い内容でした。
そして私は日本の刑法と自死の関連性について発表しました。
刑法202条自殺関与・自殺同意罪が自殺の教唆及び幇助を禁じていることから発展させ、安楽死の違法性について申し上げました。
一方スイスやオランダでは安楽死(自殺幇助)が合法化されているのですが、それにより自殺ツーリズムが問題になっているようです・・・自己決定権と命、どちらを尊重すべきかは難しい問題ですね。
最後に、日本とアメリカで行われている自殺予防について、まりりんとあすとがプレゼンしてくれました。
日本では自死された方の遺族のケアをすることが重要で、自死は身近な5人に精神的影響を及ぼすと言われているそうです。
そして自殺未遂は既遂の10倍にもあたるので、本人だけではなく、家族や親しい友人で苦しい思いをしている人もたくさんいるのだということが分かりました。
アメリカでは自殺率がそこまで高くないのですが、その理由として学校でのカウンセラーの役割に加え、ホームスクールや特別学校などが政府から認可されている点も挙げてくれました。
また、心の不調も病気なので、風邪や肺炎と同じように専門家に診てもらうという考えが若年層では浸透しており、日本ほど精神的病を隠す文化はないそうです。
最後に日本の「恥」の倫理基準が、日本の自殺率の高さに影響しているのか。もししているとしたら、その倫理基準を保持すべきか、すべきでないのか」というディスカッションテーマのもと、小グループに分かれて20分ほどディスカッションしました。
前半部分については意見が分かれ、「日本の映画などの価値観に触れているので、何かあった時に選択肢として自死がでてきてしまう」、「自殺するときは文化というよりも、環境からの逃避で自死をするため、そのような倫理基準に左右されているわけではない」という主張などがありました。
また、保持すべきか、すべきでないかは微妙なところで、もし変えていくなら教育で変えていくべき、という意見や、周りが察して、自死を未然に防ぐよう積極的にその人に働きかけるべき、という意見などがありました。
私は、自死を支持するつもりはありませんが、結果的に自死した人を責めることは出来ないと考えています。
私たちが誰かが生きることに苦しんでいることを知った時に出来ることは、直接的に説得することも大切かもしれませんが、その人と関わりを深め、「生きていることも悪くないな」と思わせることではないかと思います。
フロイトが述べるように、人生に生きる意味を見出すというのは一種の宗教みたいなものなのかもしれませんが、生きる理由について自分なりに見出す、または見出す手伝いをすることが私達に出来ることなんだと思います。
Memento Mori-死を忘れるな。死は誰でもいつか必ず訪れるものです。
これを機に死について、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
2012
こんにちは、16のともみです。
秋学期最初の勉強会は、11月3,4日のICU祭で開くワークショップ「世界がもし100人の村だったら」について話し合いました。
さきさんをファシリテーターに、部員が参加者になり実際にやってみました。
参加者目線で、このディスカッションのテーマは小さい子には難しいかな…など改善点も話し合いました。
実際にやってみた感想は、楽しかった!知識として知っているということと、実際に自分が100人の村の一員となって同じ言語を話す人で集まってみたり、文字が読めないことを体験することは、全く違うなと思いました。
そして、小さい子を対象とすることが多いワークショップかもしれませんが、私は誰でも楽しく学べると思いました。
なので、ぜひ!ぜひ!ICU祭のユネスコクラブのワークショップに足を運んでください!
当日はワークショップのほかにも、世界のおやつのカフェ(販売も)も開きます。
11月3,4日です。
ちなみに今回の勉強会に入部希望の15&16セプテンが参加してくれました~(^^)
人数が増えて、ユネスコクラブがますますパワーアップしますように!
秋学期最初の勉強会は、11月3,4日のICU祭で開くワークショップ「世界がもし100人の村だったら」について話し合いました。
さきさんをファシリテーターに、部員が参加者になり実際にやってみました。
参加者目線で、このディスカッションのテーマは小さい子には難しいかな…など改善点も話し合いました。
実際にやってみた感想は、楽しかった!知識として知っているということと、実際に自分が100人の村の一員となって同じ言語を話す人で集まってみたり、文字が読めないことを体験することは、全く違うなと思いました。
そして、小さい子を対象とすることが多いワークショップかもしれませんが、私は誰でも楽しく学べると思いました。
なので、ぜひ!ぜひ!ICU祭のユネスコクラブのワークショップに足を運んでください!
当日はワークショップのほかにも、世界のおやつのカフェ(販売も)も開きます。
11月3,4日です。
ちなみに今回の勉強会に入部希望の15&16セプテンが参加してくれました~(^^)
人数が増えて、ユネスコクラブがますますパワーアップしますように!
2012
こんにちは、15はるな連投です。
余談ですが、先日日光ユネツアーに行ってまいりました。そちらの方のレポも近日あがる予定ですので、お楽しみに。
さて、今回は8日の勉強会についてです。
今回はUNESCOのEの部分、「Education/教育」についてでした。教育と一口に言っても、多様なアプローチができると思いますが、その中でも特に「開発」と絡めたプレゼンを主にしてくれました。
また、教育の良い面だけでなく、教育が与える様々な内容についても、教育哲学や社会学の面からも考察した力のこもったプレゼンbyよしきさんもとても興味深く、そして昨年度のスタツアで訪れたユネスコ寺子屋での実地経験とも関連付けたプレゼンもあり、教育環境の整備の大切さについても学ぶ事ができました。
また、今回は玉川大ユネスコクラブ、目黒ユネスコクラブ、渋谷ユネスコクラブから見学に来てくださいました(。・ω・)
ディスカッションにも一緒に参加していただき、様々な意見を交換できました!このような交流を今後続けていければいいですね\(^o^)/
余談ですが、先日日光ユネツアーに行ってまいりました。そちらの方のレポも近日あがる予定ですので、お楽しみに。
さて、今回は8日の勉強会についてです。
今回はUNESCOのEの部分、「Education/教育」についてでした。教育と一口に言っても、多様なアプローチができると思いますが、その中でも特に「開発」と絡めたプレゼンを主にしてくれました。
また、教育の良い面だけでなく、教育が与える様々な内容についても、教育哲学や社会学の面からも考察した力のこもったプレゼンbyよしきさんもとても興味深く、そして昨年度のスタツアで訪れたユネスコ寺子屋での実地経験とも関連付けたプレゼンもあり、教育環境の整備の大切さについても学ぶ事ができました。
また、今回は玉川大ユネスコクラブ、目黒ユネスコクラブ、渋谷ユネスコクラブから見学に来てくださいました(。・ω・)
ディスカッションにも一緒に参加していただき、様々な意見を交換できました!このような交流を今後続けていければいいですね\(^o^)/
2012
どうも、こんばんは!
15のたくみです(^^)
本日6月1日に行われた勉強会は、新一年生(16ちゃん)たちにとって初めての本格的な勉強会でした。
グループリーダーだった僕の指示不足のせいもあり、わからないことが多かったと思いますが、みんな自分たちの勉強したいことをしっかりと持っていて、本当に素晴らしいなぁと感じました。
色々大変なこともありますが、やはり勉強会は楽しいし、為になりますね!
では、今日取り扱った内容について触れていきたいと思います。
今日のテーマは「UNESCOにおけるScience」でした。
「Science」とか「科学」という言葉を聞くと、「難しそうだなぁ」とか「理系じゃないからわからないよー」という声が聞こえてきそうですが、そもそも「Science」というのは学問全体を指す概念だったんです!
という内容を最初に僕がお話させてもらいました。
Scienceというのは、最初は、好奇心旺盛な特定のコミュニティの中だけで営まれたものでした(物理や化学の公式に”〜の法則”という風に人名が付けられているのも、そのコミュニティ内で法則を発見した人の功績を讃えようとした結果だそうです!)。
そんな「内輪の盛り上がり」であったScienceが外と関わりを持つようになったのは数々の戦争がきっかけでした。
武器だけでなく、ベトナム戦争で使われた枯葉剤などもその一種です。
こうして、社会と関わりを持つようになったScience。
それを人類全体のために使っていくことはできないか、という希望のもと、UNE"S"COは誕生したのです。
ですが、ヒロトさんも触れていたように、UNESCOのScienceにおける当初の目的と現在の目的は内容的に随分と離れています。
しかしながら、それは別に悲観すべきことではなく、むしろ、Scienceはその時々に合わせて適した方向に舵を取っている、と考えるべきだと僕は思っています。
また、ヒロトさんは、日本国内におけるUNESCOにおいて、Scienceに関する活動があまり大々的に行われていないことも挙げていました。
これは憂うべきことです。
まず日本の皆がScienceを身近なものに感じるためには、国内のUNESCOが大々的に活動を行うべきだと思います。
上記のような、一般的なScienceについてのお話をした後、洸太郎と菜々が「水の問題」についてのプレゼンをしてくれました。
水は、私たちの生活に直結する重要な資源です。
そんな水が不足するという事態は、本来あってはならないことです。
今回のプレゼンでは、クイズを通し、どういった国で、どのくらいの人々が水問題で苦しんでいるのか、学びました。
また、「水の戦争」から「水の平和」にするにはどうすればいいか?というディスカッションクエスションに対しては、海水を淡水に変えることが出来るような技術開発をすべきだ、という意見が多く出ました。他にも、水問題を身近なものに感じられるように教育をすべきだ、という意見も多く出ました。
次に、宇宙に関して、なつきとゆきながプレゼンをしてくれました。
宇宙には国境がありません。ですので、これからこの宇宙をどのように扱っていくか、ということが地球の平和構築にも繋がっていきそうですね。
ゆきなは、ローマクラブの見解について非常に興味深い内容のプレゼンをしてくれました。
続いてなつきは、日本が戦後に行なってきた宇宙開発について話してくれました。
個人的には、国分寺でペンシルロケットが打ち上げられたことを知って驚きました!
ディスカッションは、宇宙開発を「平和のとりで」にどう繋げていけばいいのか、というものでした。
この質問が難問だったようで、まずそもそも宇宙開発にどのような意義があるのか、をみんな考えていたようです。
それでもある程度の意見は出ていました。
印象に残っているのは、ヒロトさんが言っていた、国境のないところについて研究することによって平和構築に繋げていくというものです。
これは本当にその通りなんじゃないのかなぁ、と思いました。
最後に、持続可能な開発や日本・カナダ・南アフリカのエネルギー政策に関して、ともみ、ことこ、あゆみさんがそれぞれプレゼンをしてくれました。
日本は元々はエネルギー自給率が高かったようですが、現在は4%と随分自給率が下がってしまったようです。
カナダに関しては、昨年日本で起きた東日本大震災を受け、原子力発電に関する議論が行われている、というのが興味深かったです。
南アフリカは、途上国であるという点で上の2国とは異なっています。驚いたのは、多くの先進国が南アフリカと共同で2国間研究を行なっているということです。南アフリカは資源に恵まれているからでしょうか…?
しかし、犯罪率の高さなどの不安要因もあり、必ずしも研究がスムーズに行われているとはいえないようです。
時間の関係上最後のプレゼンに関してはDQを省いてしまうことになりましたが、みんなが各自勉強したいことを持ち寄って皆に伝えていく、というスタンスを取れた良い勉強会だったと思います!
来週はEducationグループが勉強会を担当します。
楽しみですね(^O^)
15のたくみです(^^)
本日6月1日に行われた勉強会は、新一年生(16ちゃん)たちにとって初めての本格的な勉強会でした。
グループリーダーだった僕の指示不足のせいもあり、わからないことが多かったと思いますが、みんな自分たちの勉強したいことをしっかりと持っていて、本当に素晴らしいなぁと感じました。
色々大変なこともありますが、やはり勉強会は楽しいし、為になりますね!
では、今日取り扱った内容について触れていきたいと思います。
今日のテーマは「UNESCOにおけるScience」でした。
「Science」とか「科学」という言葉を聞くと、「難しそうだなぁ」とか「理系じゃないからわからないよー」という声が聞こえてきそうですが、そもそも「Science」というのは学問全体を指す概念だったんです!
という内容を最初に僕がお話させてもらいました。
Scienceというのは、最初は、好奇心旺盛な特定のコミュニティの中だけで営まれたものでした(物理や化学の公式に”〜の法則”という風に人名が付けられているのも、そのコミュニティ内で法則を発見した人の功績を讃えようとした結果だそうです!)。
そんな「内輪の盛り上がり」であったScienceが外と関わりを持つようになったのは数々の戦争がきっかけでした。
武器だけでなく、ベトナム戦争で使われた枯葉剤などもその一種です。
こうして、社会と関わりを持つようになったScience。
それを人類全体のために使っていくことはできないか、という希望のもと、UNE"S"COは誕生したのです。
ですが、ヒロトさんも触れていたように、UNESCOのScienceにおける当初の目的と現在の目的は内容的に随分と離れています。
しかしながら、それは別に悲観すべきことではなく、むしろ、Scienceはその時々に合わせて適した方向に舵を取っている、と考えるべきだと僕は思っています。
また、ヒロトさんは、日本国内におけるUNESCOにおいて、Scienceに関する活動があまり大々的に行われていないことも挙げていました。
これは憂うべきことです。
まず日本の皆がScienceを身近なものに感じるためには、国内のUNESCOが大々的に活動を行うべきだと思います。
上記のような、一般的なScienceについてのお話をした後、洸太郎と菜々が「水の問題」についてのプレゼンをしてくれました。
水は、私たちの生活に直結する重要な資源です。
そんな水が不足するという事態は、本来あってはならないことです。
今回のプレゼンでは、クイズを通し、どういった国で、どのくらいの人々が水問題で苦しんでいるのか、学びました。
また、「水の戦争」から「水の平和」にするにはどうすればいいか?というディスカッションクエスションに対しては、海水を淡水に変えることが出来るような技術開発をすべきだ、という意見が多く出ました。他にも、水問題を身近なものに感じられるように教育をすべきだ、という意見も多く出ました。
次に、宇宙に関して、なつきとゆきながプレゼンをしてくれました。
宇宙には国境がありません。ですので、これからこの宇宙をどのように扱っていくか、ということが地球の平和構築にも繋がっていきそうですね。
ゆきなは、ローマクラブの見解について非常に興味深い内容のプレゼンをしてくれました。
続いてなつきは、日本が戦後に行なってきた宇宙開発について話してくれました。
個人的には、国分寺でペンシルロケットが打ち上げられたことを知って驚きました!
ディスカッションは、宇宙開発を「平和のとりで」にどう繋げていけばいいのか、というものでした。
この質問が難問だったようで、まずそもそも宇宙開発にどのような意義があるのか、をみんな考えていたようです。
それでもある程度の意見は出ていました。
印象に残っているのは、ヒロトさんが言っていた、国境のないところについて研究することによって平和構築に繋げていくというものです。
これは本当にその通りなんじゃないのかなぁ、と思いました。
最後に、持続可能な開発や日本・カナダ・南アフリカのエネルギー政策に関して、ともみ、ことこ、あゆみさんがそれぞれプレゼンをしてくれました。
日本は元々はエネルギー自給率が高かったようですが、現在は4%と随分自給率が下がってしまったようです。
カナダに関しては、昨年日本で起きた東日本大震災を受け、原子力発電に関する議論が行われている、というのが興味深かったです。
南アフリカは、途上国であるという点で上の2国とは異なっています。驚いたのは、多くの先進国が南アフリカと共同で2国間研究を行なっているということです。南アフリカは資源に恵まれているからでしょうか…?
しかし、犯罪率の高さなどの不安要因もあり、必ずしも研究がスムーズに行われているとはいえないようです。
時間の関係上最後のプレゼンに関してはDQを省いてしまうことになりましたが、みんなが各自勉強したいことを持ち寄って皆に伝えていく、というスタンスを取れた良い勉強会だったと思います!
来週はEducationグループが勉強会を担当します。
楽しみですね(^O^)
プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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