ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2012
どうも、こんばんは!
15のたくみです(^^)
本日6月1日に行われた勉強会は、新一年生(16ちゃん)たちにとって初めての本格的な勉強会でした。
グループリーダーだった僕の指示不足のせいもあり、わからないことが多かったと思いますが、みんな自分たちの勉強したいことをしっかりと持っていて、本当に素晴らしいなぁと感じました。
色々大変なこともありますが、やはり勉強会は楽しいし、為になりますね!
では、今日取り扱った内容について触れていきたいと思います。
今日のテーマは「UNESCOにおけるScience」でした。
「Science」とか「科学」という言葉を聞くと、「難しそうだなぁ」とか「理系じゃないからわからないよー」という声が聞こえてきそうですが、そもそも「Science」というのは学問全体を指す概念だったんです!
という内容を最初に僕がお話させてもらいました。
Scienceというのは、最初は、好奇心旺盛な特定のコミュニティの中だけで営まれたものでした(物理や化学の公式に”〜の法則”という風に人名が付けられているのも、そのコミュニティ内で法則を発見した人の功績を讃えようとした結果だそうです!)。
そんな「内輪の盛り上がり」であったScienceが外と関わりを持つようになったのは数々の戦争がきっかけでした。
武器だけでなく、ベトナム戦争で使われた枯葉剤などもその一種です。
こうして、社会と関わりを持つようになったScience。
それを人類全体のために使っていくことはできないか、という希望のもと、UNE"S"COは誕生したのです。
ですが、ヒロトさんも触れていたように、UNESCOのScienceにおける当初の目的と現在の目的は内容的に随分と離れています。
しかしながら、それは別に悲観すべきことではなく、むしろ、Scienceはその時々に合わせて適した方向に舵を取っている、と考えるべきだと僕は思っています。
また、ヒロトさんは、日本国内におけるUNESCOにおいて、Scienceに関する活動があまり大々的に行われていないことも挙げていました。
これは憂うべきことです。
まず日本の皆がScienceを身近なものに感じるためには、国内のUNESCOが大々的に活動を行うべきだと思います。
上記のような、一般的なScienceについてのお話をした後、洸太郎と菜々が「水の問題」についてのプレゼンをしてくれました。
水は、私たちの生活に直結する重要な資源です。
そんな水が不足するという事態は、本来あってはならないことです。
今回のプレゼンでは、クイズを通し、どういった国で、どのくらいの人々が水問題で苦しんでいるのか、学びました。
また、「水の戦争」から「水の平和」にするにはどうすればいいか?というディスカッションクエスションに対しては、海水を淡水に変えることが出来るような技術開発をすべきだ、という意見が多く出ました。他にも、水問題を身近なものに感じられるように教育をすべきだ、という意見も多く出ました。
次に、宇宙に関して、なつきとゆきながプレゼンをしてくれました。
宇宙には国境がありません。ですので、これからこの宇宙をどのように扱っていくか、ということが地球の平和構築にも繋がっていきそうですね。
ゆきなは、ローマクラブの見解について非常に興味深い内容のプレゼンをしてくれました。
続いてなつきは、日本が戦後に行なってきた宇宙開発について話してくれました。
個人的には、国分寺でペンシルロケットが打ち上げられたことを知って驚きました!
ディスカッションは、宇宙開発を「平和のとりで」にどう繋げていけばいいのか、というものでした。
この質問が難問だったようで、まずそもそも宇宙開発にどのような意義があるのか、をみんな考えていたようです。
それでもある程度の意見は出ていました。
印象に残っているのは、ヒロトさんが言っていた、国境のないところについて研究することによって平和構築に繋げていくというものです。
これは本当にその通りなんじゃないのかなぁ、と思いました。
最後に、持続可能な開発や日本・カナダ・南アフリカのエネルギー政策に関して、ともみ、ことこ、あゆみさんがそれぞれプレゼンをしてくれました。
日本は元々はエネルギー自給率が高かったようですが、現在は4%と随分自給率が下がってしまったようです。
カナダに関しては、昨年日本で起きた東日本大震災を受け、原子力発電に関する議論が行われている、というのが興味深かったです。
南アフリカは、途上国であるという点で上の2国とは異なっています。驚いたのは、多くの先進国が南アフリカと共同で2国間研究を行なっているということです。南アフリカは資源に恵まれているからでしょうか…?
しかし、犯罪率の高さなどの不安要因もあり、必ずしも研究がスムーズに行われているとはいえないようです。
時間の関係上最後のプレゼンに関してはDQを省いてしまうことになりましたが、みんなが各自勉強したいことを持ち寄って皆に伝えていく、というスタンスを取れた良い勉強会だったと思います!
来週はEducationグループが勉強会を担当します。
楽しみですね(^O^)
15のたくみです(^^)
本日6月1日に行われた勉強会は、新一年生(16ちゃん)たちにとって初めての本格的な勉強会でした。
グループリーダーだった僕の指示不足のせいもあり、わからないことが多かったと思いますが、みんな自分たちの勉強したいことをしっかりと持っていて、本当に素晴らしいなぁと感じました。
色々大変なこともありますが、やはり勉強会は楽しいし、為になりますね!
では、今日取り扱った内容について触れていきたいと思います。
今日のテーマは「UNESCOにおけるScience」でした。
「Science」とか「科学」という言葉を聞くと、「難しそうだなぁ」とか「理系じゃないからわからないよー」という声が聞こえてきそうですが、そもそも「Science」というのは学問全体を指す概念だったんです!
という内容を最初に僕がお話させてもらいました。
Scienceというのは、最初は、好奇心旺盛な特定のコミュニティの中だけで営まれたものでした(物理や化学の公式に”〜の法則”という風に人名が付けられているのも、そのコミュニティ内で法則を発見した人の功績を讃えようとした結果だそうです!)。
そんな「内輪の盛り上がり」であったScienceが外と関わりを持つようになったのは数々の戦争がきっかけでした。
武器だけでなく、ベトナム戦争で使われた枯葉剤などもその一種です。
こうして、社会と関わりを持つようになったScience。
それを人類全体のために使っていくことはできないか、という希望のもと、UNE"S"COは誕生したのです。
ですが、ヒロトさんも触れていたように、UNESCOのScienceにおける当初の目的と現在の目的は内容的に随分と離れています。
しかしながら、それは別に悲観すべきことではなく、むしろ、Scienceはその時々に合わせて適した方向に舵を取っている、と考えるべきだと僕は思っています。
また、ヒロトさんは、日本国内におけるUNESCOにおいて、Scienceに関する活動があまり大々的に行われていないことも挙げていました。
これは憂うべきことです。
まず日本の皆がScienceを身近なものに感じるためには、国内のUNESCOが大々的に活動を行うべきだと思います。
上記のような、一般的なScienceについてのお話をした後、洸太郎と菜々が「水の問題」についてのプレゼンをしてくれました。
水は、私たちの生活に直結する重要な資源です。
そんな水が不足するという事態は、本来あってはならないことです。
今回のプレゼンでは、クイズを通し、どういった国で、どのくらいの人々が水問題で苦しんでいるのか、学びました。
また、「水の戦争」から「水の平和」にするにはどうすればいいか?というディスカッションクエスションに対しては、海水を淡水に変えることが出来るような技術開発をすべきだ、という意見が多く出ました。他にも、水問題を身近なものに感じられるように教育をすべきだ、という意見も多く出ました。
次に、宇宙に関して、なつきとゆきながプレゼンをしてくれました。
宇宙には国境がありません。ですので、これからこの宇宙をどのように扱っていくか、ということが地球の平和構築にも繋がっていきそうですね。
ゆきなは、ローマクラブの見解について非常に興味深い内容のプレゼンをしてくれました。
続いてなつきは、日本が戦後に行なってきた宇宙開発について話してくれました。
個人的には、国分寺でペンシルロケットが打ち上げられたことを知って驚きました!
ディスカッションは、宇宙開発を「平和のとりで」にどう繋げていけばいいのか、というものでした。
この質問が難問だったようで、まずそもそも宇宙開発にどのような意義があるのか、をみんな考えていたようです。
それでもある程度の意見は出ていました。
印象に残っているのは、ヒロトさんが言っていた、国境のないところについて研究することによって平和構築に繋げていくというものです。
これは本当にその通りなんじゃないのかなぁ、と思いました。
最後に、持続可能な開発や日本・カナダ・南アフリカのエネルギー政策に関して、ともみ、ことこ、あゆみさんがそれぞれプレゼンをしてくれました。
日本は元々はエネルギー自給率が高かったようですが、現在は4%と随分自給率が下がってしまったようです。
カナダに関しては、昨年日本で起きた東日本大震災を受け、原子力発電に関する議論が行われている、というのが興味深かったです。
南アフリカは、途上国であるという点で上の2国とは異なっています。驚いたのは、多くの先進国が南アフリカと共同で2国間研究を行なっているということです。南アフリカは資源に恵まれているからでしょうか…?
しかし、犯罪率の高さなどの不安要因もあり、必ずしも研究がスムーズに行われているとはいえないようです。
時間の関係上最後のプレゼンに関してはDQを省いてしまうことになりましたが、みんなが各自勉強したいことを持ち寄って皆に伝えていく、というスタンスを取れた良い勉強会だったと思います!
来週はEducationグループが勉強会を担当します。
楽しみですね(^O^)
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プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
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火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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