ICU UNESCO CLUBLOG
2012
こんにちは!15のみおです^^
3月14日と15日をレポートします
3月14日はジョグジャカルタ最終日!
午前は特に予定もないので、ホテルでゆっくりしたりマリオボロのモールでショッピングとみんな思い思いに過ごしました。
午後はいよいよ最後の訪問地バリ島へ移動!
特にトラブルもなく無事移動することができました。
私のバリ島の印象は、「観光地」であること
街の看板には日本語が書かれてあって驚きました。
また、バリ島にはあちこちにお供え物があったりして、ジャワ島とはまた違う文化があるのだと感じさせられました。
3月15日は朝から夜まで予定がいっぱい!
まず、バリの高校生やClean Up Bali のみなさんとマングローブを植林、そのあとマングローブ林をで少しゴミ拾いをさせていただきました。
はじめ、たくさんの人がいらっしゃり戸惑ってしまいましたが、一緒に作業している間インドネシア在住の日本人の方々やバリの高校生たちのお話を伺うことができ、貴重な時間となりました。
マングローブ林でのゴミ拾いに関しては、本当にたくさんのゴミが落ちているのに驚きました。プラスチックのお菓子の包装やペットボトル、学校のカバンまでありゴミを入れるための袋はすぐにいっぱいに…
バリ島の大きな通りにはジャカルタやジョグジャカルタほどゴミはなく、観光地なためゴミをゴミ箱に捨てるのかと思いきや、たくさんのゴミがマングローブ林に流れ着いているのを目の当たりにし、改めてゴミ問題の難しさを認識させられました。
次に、マングローブ情報センター(MIC)を訪問させていただきました。
こちらにはマングローブについての展示や、管理しているマングローブ林のジオラマがあり、とても勉強になりました。
その後は、マングローブ林に入り植林やゴミがマングローブに与える影響などについて教えていただきました。
この時行ったマングローブ林は比較的きれいだと言われているものの、やはりプラスチックのゴミがあり、マングローブの呼吸根を覆っていたのが気になりました。
上流の街ではゴミ箱を家庭に配るなどの対策はとられていますが、結局川に捨てる住民がいるため、ゴミは流れてき、清掃も人があまりいないため行き届かないというような現状でした。
マングローブ林の次は昼食!
なんと、デンパサール市長の方が来てくださいました!!
デンパサール・福岡の方や、インドネシア語/日本語の通訳をしてくださったBettyさん、日本語を勉強していらっしゃる学生さんなどたくさんの方々と開放的なレストランでおいしいごはんをたべました。
昼食後はいよいよ、フォーラムです。
フォーラムは2部制で、まずはじめに “Mangroves and Us: Human Beings” と題してJICEA-MECSProject の草野孝久先生より、マングローブについての講演でした。
やさしい語り口調で、マングローブとは、そしてマングローブと私たちの関係性について話してくださいました。
特に印象的だったのはマングローブが私たちに与える様々なBenefits。マングローブは淡水と海水の入り混じる特別な場所に育ち、エビや小さな魚のNurseryであるということでした。
私たちはあまりなじみのないマングローブですが、私たちはマングローブの恩恵を受けているのだと気づかされました。
フォーラム後半部は、ユネメンバーの発表です。
まず、りながICUについて発表してくれました。
教養学部、メジャー制、ELPなど、実はICU生でも説明することは難しいICUの独自の制度を発表してくれました。
他の大学にはない特色がたくさんあるので、理解するのは難しいかなと思いきや、質問の時間にはバリの高校生や大学生から、留学生への特別な措置はあるのか、奨学金、応募資格などが出てびっくり!
でも、ICUに興味を持ってくれたのはとてもうれしかったです。
次の発表は「日本の大学生の好きなもの」と題してゆきなが発表してくれました。
日本の大学生の一日を紹介したあと、肉まんやカラオケ、SNSについて発表してくれました。
そして、ゆきなの発表後でフォーラムは終了…
国立デンパサール第1高校を訪問しました。
こちらでは高校生の見事なバリ舞踊とガムランの演奏があり、ただただ感動してしまいました。
高校生の一人は日本語で司会をしてくださり、とても印象深い時間でした。
私たち、ユネも出し物を・・・ということで「ふるさと」を歌い、ジョグジャカルタでりな・ゆきな・さあやのもと練習した南中ソーランとAKB48のヘビーローテーションを踊りました。
ヘビーローテーションはインドネシアでもスポーツドリンクのCMソングでこちらの方にもなじみがあり、盛り上がってとても楽しかったです。
日も沈んだ頃、バリ友愛Innで夕食。
豚の丸焼きでした!豚が食べられるのもバリならでは…ムスリムの多いジャワ島とはまた違う島なんだなと感じさせられました。
最後は日本の歌のカラオケ大会のようになってお別れ…
バリ島初のプロジェクトは長くも充実したものでした。
バリ、自然、文化について考えるとともに、出会った方々、この日のために準備してくださった方々へ感謝、感謝の一日でした。
NPO Baliの長岡さん、通訳のBettyさん、デンパサール・福岡会の方々、デンパサール市長はじめデンパサール市の方々、CUB (Clean Up Bali)、Desa Sanur Kauh、JICA-MIC,MMC、Bali TV, Bali Pos、国立デンパサール第1高校、マタケン学校の先生方、デンパサール市教育協議会、Bali 友愛Inn、HPI Baliの方々、植林・清掃、フォーラムで出会った高校生、大学生、本当にありがとうございました。
《番外編》
なんと、3月15日のマングローブ植林・フォーラムと国立デンパサール第1高校訪問がバリTVのニュースで報道されました!
後日、その映像をDVDでいただいて部員でみました
インドネシア語なため何を言っているかはわかりませんでしたが、映像だけでも部員で大盛り上がり!
楽しかったです!!^^
2012
昨日私は野川公園でお花見してきました(^^)
あ、名乗り遅れましたが…15まりりんです~!よろしくお願いします~。
今回は私がプロジェクトリーダーを担当した環境ツーリズムの村、スクナン村の訪問について書きます。ここで私たちは主にインドネシアでのごみ問題への取り組み方を学び、考えました。
どうぞお付き合いくださいませ★
スクナン村はジョグジャカルタ市付近の約300世帯、1000人が住んでいる農村です。2004年からIswantoさんという方が、村人たちに呼びかけてゴミ処理や環境問題に取り組み始めました。2009年から環境ツーリズムの村として認定され、毎年世界中から多くの人は訪れています。行っている活動は主に三つあり、一つ目は紙、空き缶・ペットボトル、プラスチックへのゴミ分別、二つ目はコンポストの普及、三つ目はエコプロダクツの製造です。
3つの活動についてそれぞれちょっとくわしく!
一つ目のゴミ分別への取り組みについて。インドネシアではゴミを分別するという習慣が根付いておらず、全て一色淡にして廃棄していたようです。また昔はプラスチックゴミがなかったために、ゴミは土にかえるという感覚からポイ捨てが都会などでよく見られ、川にゴミを捨てるのも当たり前になっていました。この意識を一新すべく、スクナン村では各家庭に3つセットのゴミ箱が設置してあり、村のいたるところで3つのドラム缶のゴミ箱を発見しました。ゴミ箱を開けてみると、大体きちんと分別されていました。最終的に再生利用できるゴミ(いわゆる燃えるごみ)とできないゴミ(プラスチック、金属等)に分けるTPSという建物で細かく分別するそうです。
二つ目はコンポストの利用について。この村には大小さまざまなコンポストが至る所に設置されていて、各家庭にコンポストを置くように言っているそうです。落ち葉や乾いた土の上に生ゴミを加えることで、ごみの中の有機物が分解され、堆肥になるという仕組みです。大きいコンポストでは、2か月ほどで完全に堆肥になるそうです。生ゴミのコンポストのほかにも、JICAが提供したという資源の再利用として水のろ過器のようなものもありました。
三つ目のエコプロダクツの製造では、廃材リメイクを主に行っていました。私たちも体験させてもらい、飲み物のプラスチックのパッケージから小物入れを作りました。このパッケージをゴミとして捨てるのではなく製品に作り替える理由は、例えばポテトチップスの袋のようにプラスチックの裏がアルミになっているため、プラスチックごみとして出せないからです。ユネ部員全員自分の好きなパッケージを選んで足踏みミシン(!)で村の人に手伝ってもらいながらオリジナルの入れ物を作りました。作った場所には他にもバックやお財布など様々な製品が置いてありました。
ここで考えたことは、リサイクルするパッケージがきれいでないものがいくつかあり、このまま製品にしていいものなのかと思いました。製品として売りたいのであれば、きれいに洗う必要があると思います。夜ミートでは他にも、これらの製品を村の外でほとんど売っていないのはなぜかという意見が出ました。スクナン村は、環境ツーリズムの村としてコンテストなどに出場してたくさんの賞をもらっていました。そのコンテストの場では売っているようですが、あとは村の中でしか販売していません。彼らの目的は何かを考えてみると、商売ではなく村に来てもらうことであるということなら納得がいきます。私たちもそうだったように、村に実際来てみないとわからないことがたくさんありました。実際にこの村がどういう生活、活動を行っているのかを目で見た上で、製品を買ってもらうという方法はなかなかいいのではないかと思います。
この村には、プロジェクトの内容や成果を知ろうと、たくさんの人が世界中から訪問しているようです。村の代表の方と英語通訳をしてくれた二人の大学生にお話聞き、質疑応答の時間も設けていただきました。彼らによると、大半の人がこのプロジェクトに賛同して、ごみ問題に取り組んでいるようですが、まだ全員ではないということです。意識を変えることは難しいことですね。村全体が一丸となって取り組んで行ける対策ができたら素敵だなと思います。
前日までいたインドロキロ村でもこの村でも、”村”というコミュニティに触れられたと思います。連帯感や信頼感が伝わってきました。村はその村で完結したい習性があると感じました。他のエコ、環境ツーリズムの村と協力していけたらもっとインドネシアとしてゴミや環境への意識が高まるのではないかと思います。
前日まで体調を崩していたこともあり、よしきさんやみんなにすごく助けてもらいました!ありがとうございました!
ジョグジャ最終日、14日はりえこの誕生日だったので夜までわいわい語り(あんなことからこんなことまで!)、お誕生日ケーキとカードでお祝いしました!おめでとう!
ジョグジャにいた期間はは短かったけど、すてきな街でした。また来たいなあ!
いよいよバリ島へ!いざ!
2012
桜もいよいよ満開^^うちのベランダから見える森がピンクに色づいてきれいです♪
私はインドロキロ村3日目のことについて書かせていただきます!
朝起きたらホストマザーが葉っぱにくるんである緑色の水菓子を出してくれました。中にはバナナあんが入っていて、エナ スカリでした!!!^^このお菓子は今回のスタツアで食べたものの中で一番おいしかったです!!!!!
朝ごはんはアヤム・ゴレン(鶏肉を煮込んだ後、カラリと揚げたもの)、テンペ、青菜のスープなどなど♪スープはご飯にかけて食べます。優しい味でした。
この日のアクティビティはトレッキング☆
村の奥にある滝を目指して,急な坂を下り足場の悪い道を歩くこと約1時間半くらい歩きました。躓いたり、滑ったりした部員の悲鳴がちらほら聞こえました。笑 私も滑りました。。
なんとか全員無事に滝に到着☆
近くで見る滝は迫力がありました!涼しくて気持ちよかったですー♪
靴を脱いで,川に入る部員もいました^^22歳の村の青年ボウオに誘われるがままにどんどん滝に近づき,最終的に14の寛人さんは滝に打たれていました笑
道なき道を戻り,続いて滝の源流を見に行きました。きれいな水が流れていました。
たくさん歩いてお腹が空いたところで,待ちに待ったお昼ご飯!!メニューはソト・アヤム(香辛料を使った鶏のスープ)、チップス、みんなだいすきマンゴスチン(甘くておいしいフルーツです)など☆ケチャップマニスという甘い調味料をチップスにつけて食べるのが流行しました。
楽しい時間は早く過ぎてしまうもので,いよいよ帰る時間に。お土産に村のコーヒーとパームシュガーをいただきました。インドロキロ村の方たちは本当に親切で,短い時間でしたが仲良くなることができました。それだけにお別れは辛かったです。
行く前は言語や衛生のことで不安でいっぱいでしたが,本当に素敵な3日間を過ごすことができました。1つ1つのアクティビティわくわくしましたし,ホストファミリーとの団欒の時間は宝物です。私は食文化に興味があるので,インドネシアの家庭料理をいただけたことも嬉しかったです。
インドロキロ村での生活にはトイレ(ためてある水を使って流す)やお風呂(ためてある水と沸かしたお湯をバケツで混ぜて,浴びる)不便もありましたが,村の人はみんな幸せそうに見えました。豊かさってなんだろう?と考えました。
また,この村はエコツーリズムとコーヒーなどの村の生産物を売ったお金で生計を立てているのですが,年配の方からボウオのような若者も村のことを理解し,村の取り組みに参加して今の生活を維持していこうとしているようでした。
体調を崩してしまった部員もいましたが,全員一緒にジョグジャカルタのホテルに戻ることができてよかったです。
2012
だんだん暖かくなってきて桜も咲きそうですね!
インドネシア9日目はもりだくさんの1日でした^^
まずはパームツリー見学。
パームツリーの樹液は鍋で煮詰めるとパームシュガーになります。
(パームシュガー作りも体験したので、パームシュガーについての詳しいことは後ほど!)
どうやって樹液をとるのかというと、
8m以上あるパームツリーに素足で登っていき、ナイフで木に切り傷をつけて出てくる白っぽい樹液を竹で作られた容器に溜めていきます。
原液を飲ませてもらえたのですが、なんとも言えない味(笑)!!甘いけど苦いような・・・
次は乳搾りです。
ほぼ全員乳搾り初体験のユネ部員は、そわそわ、わくわく。
インドロキロ村は放牧ではなく小屋の中で育てていました。
堆肥となるふんを集めやすくするためでしょうか。
いよいよ牛さんと対面し、乳搾りです。見本で見せてもらったようにはいかず、ミルクが出たり出なかったり。
優しくしなきゃいけないのかと思いきや、意外と搾るときに力が必要なのです。
牛が出した排出物はどうなるのでしょう?
それらは1ヵ所に集めて微生物・微生物の栄養となるsugar water・酸素を取り込むための木のクズを混ぜ、1ヵ月待ち堆肥にします。
これらは木を育てるために使われて、
牛からふんが出る→そのふんが堆肥になり木を育てる→葉っぱが牛の餌になる→牛からふんが出る→・・・
という環境に良い循環が生まれます。
その後搾ったミルクを使った料理をいただきました!
1品は、パームシュガー入りの沸騰させた牛乳。けっこう甘めだったのですがおいしくておかわりしちゃいました。
もう1品は、さつま芋の味に似た芋がトロトロしたミルクに絡まっている甘いお菓子でした。こちらもおいしかったです^^ごちそうさまでした。
お腹がいっぱいになったところで、植林をしました。
私たちが苗を植えた場所には、昔に植林してすでに大きく育った苗がたくさんあり、何年後かにまたインドロキロ村に訪れて自分たちが植えた苗が成長している姿を見たくなりました。
続いて、午前中に見学したパームツリーの樹液を使ったパームシュガー作り体験です。
インドネシアでは、パームシュガーはコーヒーと一緒に食べられます。
前日にコーヒーをいただいたときもパームシュガーが隣にありました。
樹液を鍋に入れて煮詰めてドロドロになったら、ヤシの実を半分に割ったくらいの大きさの器に流していきます。数分後、その器からすくうようパームシュガーをとると、気持ちいいほどにするん!と取れるんです。この地点ではまだちゃんと固まっていないので、さらに数分まてばパームシュガーの出来上がりです。
味は黒糖のようで、でものどにはツンとこないのでいくらでも食べられちゃいます!わかります?!(笑)上手く伝えられないことが悔しい・・・でも、誰もがくせになる味だと思います。
村の人はパームシュガーを村に買いに来る仲介業者に売ってお金を得ているそうです。自分たちで売らないのですか?と質問したところ、自分たちで街に行って売る時間がない、ということでした。
夜ご飯をホームステイ先でいただいた後は、伝統的な楽器を使った演奏会がおこなわれました。
和太鼓やタンバリンのような楽器にあわせて歌をうたってくださり、ユネ部員もいくつか楽器を借りてセッションしました!上手くはできなかったけどとても楽しくて、音楽は世界共通なのだなと感じました^^
そして私たちから、演奏してくださったお礼に、練習していたAKB48のヘビーローテーションのダンスを披露しました☆まだ完璧ではなかったけれども、村の人も喜んでくれて私たち自身も楽しく踊れて良かったです!!
(ちなみになぜヘビーローテーションなのかというと、インドネシアではJKTというAKBの姉妹グループがあるように、AKBが有名だからです。ヘビーローテーションもアクエリアスのCMで使われていました。)
演奏会が終わり、インドロキロ村での夜も最後だと思うと少し寂しくなりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
2012
日本に帰ってきて約2週間、今はインドネシアでの思い出とカップ焼きそばに支えられて、元気とやる気でいっぱいです。
さて……お待たせしました、インドネシア滞在記の続きです。
ブログを書くのは初めてですが、頑張って書きますのでどうか最後まで広い心でおつきあいください。
この日は朝早く数台の車に乗り込み、ジョグジャカルタから北へ4時間ほどかけて目的の村へ移動しました。これから始まるのは二泊三日の村滞在。ホテルから離れて、村の人たちとの共同生活です。もちろん日本ともホテルとも勝手が違う、言葉もインドネシア語しか使えない(日中は通訳の方がいらっしゃいましたが夕方には帰ってしまわれます)という初めての状況が待っているので、皆さん少し緊張状態でしたかな?
移動途中、私たちの乗った車が前車両に追突するというアクシデントもありましたが……昼過ぎには無事、全員、村に到着しました。
集会所で、老若男女たくさんの村の人たちが出迎えてくれました。間もなくグリーティングが始まり、女性達による伝統音楽の演奏を見せてもらいました。
その後、ホームステイする家庭にそれぞれ分かれます。緊張していたわたくしはステイ先のお母さんと子ども達に迎えられ、その笑顔に何だかほっとしました。そして初めて使ってみたインドネシア語「お手洗いはどこですか?」……ちゃんと通じました。
ここで、私たちの滞在した村についてご紹介しましょう。
インドロキロ村はジャワ中部スマラン県のウンガランという山の上にあり、この村の人たちは昔ながらの農業と暮らしを大事にする、自然と調和した生活を送っています。そして彼らはエコツーリズムを行っていて、例えばウシの排出するメタンを再利用しエネルギーにするなど、自然を自然のまま維持しながら暮らすシステムを訪れる人に紹介しつつ滞在を楽しんでもらうビジネスを行っています。なので私たちもいくつかエコな文化に触れるプログラムを体験することになりますが、その内容は後のブログにて。
村を歩いてみると地鶏がよく歩いているのを見かけます。あとはとにかく坂道が多い! 急斜面をへろへろになって歩いていると住人の乗るバイクがよく通ります。それでもやはり目に入るのは緑、とウシ。山でも結構高い位置にあり、気候はそれほど暑くありませんでした。山の上なので雨がよく降り、その時は少し肌寒く感じます。蒸し返す暑さのジョグジャカルタと比べると格段に過ごしやすい気候でした。人々はフレンドリーな人が多く、見かけると挨拶をしてくれたり、挨拶を「パギー!」と返してくれることが多かったです。村ともなると家同士の繋がりも感じられます。集会所でも協力して食事を出してくださいました。
さあ待ちに待ったインドロキロ村の食事。いかがなものでしょう。とてもおいしくて、野菜も豊富で、日本人にも食べやすいものばかりでした。天ぷらのような発酵食品テンペには甘辛サンバル(赤いペースト状スパイス)がよく合います。たくさん食べて、エネルギーをつけましょうね。
村の人たちはコーヒーが大好きで1日に何回も飲むようです。昼食の後さっそく見学させてもらったのが、採取したコーヒーの豆の殻をとり、焙煎するプロセス。茶色くなった豆からは良い香りがしてきました。村のコーヒーはその豆を粉にして、お湯で淹れたあと上澄みのコーヒーを飲むというものでした。聞くところによると砂糖をコーヒー粉の2倍入れて飲むらしいです。さらにパームやしから作ったパームシュガーの固形を入れたり、一緒に食べたり。甘いものが好きなのですね。
私たちもコーヒーとパームシュガーを振る舞ってもらいました。コーヒーの味はまったりと濃く、お好みで甘くしてもさらに口の中にしみ渡り、とてもおいしかったです。何せ、村で採れたコーヒー豆で作ったコーヒーですからね。ステイ先のお家でも甘ーいコーヒーを頂くことができました。
夕方にはホームステイに分かれ、それぞれの家庭での時間を過ごします。
私たちは「指差し会話帳」を携え台所へ行き、夕食の準備を手伝おうと試みました。お母さんに「これを石ですり潰しておいてね」と指示され、四人で一つの皿を囲み、中のスパイスのようなものを一心にゴリゴリしていました。何だかシュールな画でしたが、少しは貢献できたかな。
夕食は、私のお家ではこれまたおいしいソトアヤムwithミー(鶏のスープ,麺入り)を頂きました。さきほどすり潰していたのがちゃんとスープの味になっていました! おいしいね、とメンバーと言い合いながら、楽しく食べました。もうお腹いっぱいかな、と思ったところでお母さんが「食べなよ食べなよ」と笑顔で促してくださるので、腹十三分まで食べてしまいました。
食後はコーヒーを飲みながら、子ども達と遊んだり、「指差し」を見ながらお父さんに発音を教えてもらったり、疲れるまで一緒に過ごしました。
明日も集合が早いので23:00頃には寝床につくことに。
けれど、お祈りをする為でしょうか、村の人たちの夜は長いようです。
それでは次回をお楽しみに。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)