ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2012
こんにちは~!きょうはほんとにポカポカいい天気です~♪
昨日私は野川公園でお花見してきました(^^)
あ、名乗り遅れましたが…15まりりんです~!よろしくお願いします~。
今回は私がプロジェクトリーダーを担当した環境ツーリズムの村、スクナン村の訪問について書きます。ここで私たちは主にインドネシアでのごみ問題への取り組み方を学び、考えました。
どうぞお付き合いくださいませ★
スクナン村はジョグジャカルタ市付近の約300世帯、1000人が住んでいる農村です。2004年からIswantoさんという方が、村人たちに呼びかけてゴミ処理や環境問題に取り組み始めました。2009年から環境ツーリズムの村として認定され、毎年世界中から多くの人は訪れています。行っている活動は主に三つあり、一つ目は紙、空き缶・ペットボトル、プラスチックへのゴミ分別、二つ目はコンポストの普及、三つ目はエコプロダクツの製造です。
3つの活動についてそれぞれちょっとくわしく!
一つ目のゴミ分別への取り組みについて。インドネシアではゴミを分別するという習慣が根付いておらず、全て一色淡にして廃棄していたようです。また昔はプラスチックゴミがなかったために、ゴミは土にかえるという感覚からポイ捨てが都会などでよく見られ、川にゴミを捨てるのも当たり前になっていました。この意識を一新すべく、スクナン村では各家庭に3つセットのゴミ箱が設置してあり、村のいたるところで3つのドラム缶のゴミ箱を発見しました。ゴミ箱を開けてみると、大体きちんと分別されていました。最終的に再生利用できるゴミ(いわゆる燃えるごみ)とできないゴミ(プラスチック、金属等)に分けるTPSという建物で細かく分別するそうです。
二つ目はコンポストの利用について。この村には大小さまざまなコンポストが至る所に設置されていて、各家庭にコンポストを置くように言っているそうです。落ち葉や乾いた土の上に生ゴミを加えることで、ごみの中の有機物が分解され、堆肥になるという仕組みです。大きいコンポストでは、2か月ほどで完全に堆肥になるそうです。生ゴミのコンポストのほかにも、JICAが提供したという資源の再利用として水のろ過器のようなものもありました。
三つ目のエコプロダクツの製造では、廃材リメイクを主に行っていました。私たちも体験させてもらい、飲み物のプラスチックのパッケージから小物入れを作りました。このパッケージをゴミとして捨てるのではなく製品に作り替える理由は、例えばポテトチップスの袋のようにプラスチックの裏がアルミになっているため、プラスチックごみとして出せないからです。ユネ部員全員自分の好きなパッケージを選んで足踏みミシン(!)で村の人に手伝ってもらいながらオリジナルの入れ物を作りました。作った場所には他にもバックやお財布など様々な製品が置いてありました。
ここで考えたことは、リサイクルするパッケージがきれいでないものがいくつかあり、このまま製品にしていいものなのかと思いました。製品として売りたいのであれば、きれいに洗う必要があると思います。夜ミートでは他にも、これらの製品を村の外でほとんど売っていないのはなぜかという意見が出ました。スクナン村は、環境ツーリズムの村としてコンテストなどに出場してたくさんの賞をもらっていました。そのコンテストの場では売っているようですが、あとは村の中でしか販売していません。彼らの目的は何かを考えてみると、商売ではなく村に来てもらうことであるということなら納得がいきます。私たちもそうだったように、村に実際来てみないとわからないことがたくさんありました。実際にこの村がどういう生活、活動を行っているのかを目で見た上で、製品を買ってもらうという方法はなかなかいいのではないかと思います。
この村には、プロジェクトの内容や成果を知ろうと、たくさんの人が世界中から訪問しているようです。村の代表の方と英語通訳をしてくれた二人の大学生にお話聞き、質疑応答の時間も設けていただきました。彼らによると、大半の人がこのプロジェクトに賛同して、ごみ問題に取り組んでいるようですが、まだ全員ではないということです。意識を変えることは難しいことですね。村全体が一丸となって取り組んで行ける対策ができたら素敵だなと思います。
前日までいたインドロキロ村でもこの村でも、”村”というコミュニティに触れられたと思います。連帯感や信頼感が伝わってきました。村はその村で完結したい習性があると感じました。他のエコ、環境ツーリズムの村と協力していけたらもっとインドネシアとしてゴミや環境への意識が高まるのではないかと思います。
前日まで体調を崩していたこともあり、よしきさんやみんなにすごく助けてもらいました!ありがとうございました!
ジョグジャ最終日、14日はりえこの誕生日だったので夜までわいわい語り(あんなことからこんなことまで!)、お誕生日ケーキとカードでお祝いしました!おめでとう!
ジョグジャにいた期間はは短かったけど、すてきな街でした。また来たいなあ!
いよいよバリ島へ!いざ!
昨日私は野川公園でお花見してきました(^^)
あ、名乗り遅れましたが…15まりりんです~!よろしくお願いします~。
今回は私がプロジェクトリーダーを担当した環境ツーリズムの村、スクナン村の訪問について書きます。ここで私たちは主にインドネシアでのごみ問題への取り組み方を学び、考えました。
どうぞお付き合いくださいませ★
スクナン村はジョグジャカルタ市付近の約300世帯、1000人が住んでいる農村です。2004年からIswantoさんという方が、村人たちに呼びかけてゴミ処理や環境問題に取り組み始めました。2009年から環境ツーリズムの村として認定され、毎年世界中から多くの人は訪れています。行っている活動は主に三つあり、一つ目は紙、空き缶・ペットボトル、プラスチックへのゴミ分別、二つ目はコンポストの普及、三つ目はエコプロダクツの製造です。
3つの活動についてそれぞれちょっとくわしく!
一つ目のゴミ分別への取り組みについて。インドネシアではゴミを分別するという習慣が根付いておらず、全て一色淡にして廃棄していたようです。また昔はプラスチックゴミがなかったために、ゴミは土にかえるという感覚からポイ捨てが都会などでよく見られ、川にゴミを捨てるのも当たり前になっていました。この意識を一新すべく、スクナン村では各家庭に3つセットのゴミ箱が設置してあり、村のいたるところで3つのドラム缶のゴミ箱を発見しました。ゴミ箱を開けてみると、大体きちんと分別されていました。最終的に再生利用できるゴミ(いわゆる燃えるごみ)とできないゴミ(プラスチック、金属等)に分けるTPSという建物で細かく分別するそうです。
二つ目はコンポストの利用について。この村には大小さまざまなコンポストが至る所に設置されていて、各家庭にコンポストを置くように言っているそうです。落ち葉や乾いた土の上に生ゴミを加えることで、ごみの中の有機物が分解され、堆肥になるという仕組みです。大きいコンポストでは、2か月ほどで完全に堆肥になるそうです。生ゴミのコンポストのほかにも、JICAが提供したという資源の再利用として水のろ過器のようなものもありました。
三つ目のエコプロダクツの製造では、廃材リメイクを主に行っていました。私たちも体験させてもらい、飲み物のプラスチックのパッケージから小物入れを作りました。このパッケージをゴミとして捨てるのではなく製品に作り替える理由は、例えばポテトチップスの袋のようにプラスチックの裏がアルミになっているため、プラスチックごみとして出せないからです。ユネ部員全員自分の好きなパッケージを選んで足踏みミシン(!)で村の人に手伝ってもらいながらオリジナルの入れ物を作りました。作った場所には他にもバックやお財布など様々な製品が置いてありました。
ここで考えたことは、リサイクルするパッケージがきれいでないものがいくつかあり、このまま製品にしていいものなのかと思いました。製品として売りたいのであれば、きれいに洗う必要があると思います。夜ミートでは他にも、これらの製品を村の外でほとんど売っていないのはなぜかという意見が出ました。スクナン村は、環境ツーリズムの村としてコンテストなどに出場してたくさんの賞をもらっていました。そのコンテストの場では売っているようですが、あとは村の中でしか販売していません。彼らの目的は何かを考えてみると、商売ではなく村に来てもらうことであるということなら納得がいきます。私たちもそうだったように、村に実際来てみないとわからないことがたくさんありました。実際にこの村がどういう生活、活動を行っているのかを目で見た上で、製品を買ってもらうという方法はなかなかいいのではないかと思います。
この村には、プロジェクトの内容や成果を知ろうと、たくさんの人が世界中から訪問しているようです。村の代表の方と英語通訳をしてくれた二人の大学生にお話聞き、質疑応答の時間も設けていただきました。彼らによると、大半の人がこのプロジェクトに賛同して、ごみ問題に取り組んでいるようですが、まだ全員ではないということです。意識を変えることは難しいことですね。村全体が一丸となって取り組んで行ける対策ができたら素敵だなと思います。
前日までいたインドロキロ村でもこの村でも、”村”というコミュニティに触れられたと思います。連帯感や信頼感が伝わってきました。村はその村で完結したい習性があると感じました。他のエコ、環境ツーリズムの村と協力していけたらもっとインドネシアとしてゴミや環境への意識が高まるのではないかと思います。
前日まで体調を崩していたこともあり、よしきさんやみんなにすごく助けてもらいました!ありがとうございました!
ジョグジャ最終日、14日はりえこの誕生日だったので夜までわいわい語り(あんなことからこんなことまで!)、お誕生日ケーキとカードでお祝いしました!おめでとう!
ジョグジャにいた期間はは短かったけど、すてきな街でした。また来たいなあ!
いよいよバリ島へ!いざ!
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プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
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火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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