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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

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   2013

0317
こんにちは、16のさおりです!
 
11日に行った、カオダイ教寺院・クチトンネルツアーについてです!
 
朝8時にホテルを出発し、約2時間かけてタイニン省へ行きました。
カオダイ教寺院からクチトンネルに行く予定でしたが、ツアーガイドのビンさんがその前にとあるカフェに連れて行ってくれました。
 
皆さんは、キム・フックさんをご存知でしょうか?有名な、ベトナム戦争で使用されたナパーム弾の被害にあった女性です。裸の女の子が泣いて走っている写真は皆さんご存知だと思います。ビンさんが連れて行ってくれたのは、そのキムさんの親戚が経営しているカフェでした。
そのカフェでナパーム弾についてのビデオを観た後、皆それぞれ思うところがあるなか、カフェに少しの寄付をしてカオダイ教寺院に向かいました。
 
カオダイ教とは、言ってしまえば色んな宗教のミックスなのですが、そのカオダイ教の寺院はとてもカラフルで印象的でした。ちょうど12時の礼拝があったので、見学させてもらいました。驚いたのが、礼拝中でも観光客は寺院の中に居ることができて、写真撮影も許可が出ていたことです。とてもオープンな宗教だなと感じました。


 
お昼を食べた後、さらに2時間ほどかけて次にクチトンネルを訪れました。
 
クチトンネルはベトナム戦争の戦場となりましたが、クチの人々の巧妙な戦略と強さで最後まで粘ることができたそうです。
クチの人々が作ったトラップや地下トンネルを見学し、実際に狭いトンネルの中を通ってみたりもしました。真っ暗で狭いトンネルの中はとても怖くて、皆良い経験をしたと言っていました。

 
クチトンネルツアーの最後には、銃を撃つ体験をしました。
 
ほんの少しの力で引き金を引いただけで、自分にはとても強い反動がきました。ヘッドホンをしていなかったら耳が痛くなるような大きな音は、恐怖以外の何物でもありませんでした。
戦争当時は毎日のようにこの銃声が鳴り響き、さらには女性までも銃を撃っていたと考えると胸が締め付けられるようでした。


 
それぞれ色んなことを考えながら、1時間半かけてホーチミンに帰りました。
 
では、夜のミーティングで出た考えを少し紹介します。
 
・クチトンネルは、銃の体験も含めエンターテイメント化してしまっているのではないか。
→本来の伝えたいメッセージを訪れた人々に伝えられているかが疑問。
 
・過去の戦争の加害者に対して、ベトナム人は「許して次に進むことが必要」と考えているが、自分たちがしたことも許してしまっていいのだろうか。
 
・ガイドさんが話していた共産主義についての議論
 
 
今夜も、じっくり時間をかけてミーティングをしました。
 
そして次の日、12日はホーチミンからハノイに移動です!

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ICUユネスコクラブ
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自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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