ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2012
こんばんは!スタツア初参加の15Harunaです。さっそくインドネシアスタツア2日目のレポートをしたいと思います♪
ジャカルタに着いて2日目、ようやくプロジェクトのスタートです!この日は、inter kuluterというNGOの主催する"Jakarta Hidden Tour"に参加しました。このツアーでは、インドネシアの首都でもある大都市ジャカルタの隠された(=Hidden)部分を垣間見て、そこに住む人々の生活について考えてみる、という事を目的としたものです。
まず、一日の初めには、ジャカルタのとても栄えた地域の見学に行きました。インドネシアに来る前の私個人の勝手なイメージとしては、ジャカルタは発展途上ではあるけれども、日本よりはまだまだ栄えていないのじゃないか、というかなり上から目線なものでした。しかし、この時にたくさんの立派なショッピングセンターを見てかなりの衝撃を受けました。というのも、都心部にあるショッピングセンターは日本にあるものよりも遥かに高級店ばかりしか入っていないものもあり、またテロ対策ではあるのでしょうが、出入り口にガードマンが立ち、空港などでしか普段は見かけないであろうセキュリティーゲートが設置されていたのです。
また、そのようなショッピングセンターのある都心部には、政府の要人の”巨大な”住宅や、大使館等も多数並んでおり、私のイメージは単なる偏見だった事が判明しました。
その次に、伝統的なスラム街の見学へ。因みにその前に東南アジアで3番目に大きいらしいイスラームモスクにも立ち寄りました。こちらは完璧に観光という感じだったのですが、何人かの部員も言っていたように厳格とも思われるイスラーム教は、非教徒でも簡単にモスクを見学させるという一種の自由さもあるのかも?という印象を受けました。私はイスラームのモスクを見学するのは初めてだったのですが、モスクが一種のコミュニティセンターのような役割を果たしている(eg:イスラームの経典を学ぶためにアラビア語のレッスンを提供している、地域の人々が集まって歓談しているなど)のを見られた事と、高校の世界史の授業などでしか学んだ事のなかった世界を実際に自分の目で見られた事が非常に貴重な経験となりました。
さて、伝統的なスラム街なのですが、こちらは川(クリーク?)の上に橋をかけて、そこに家を建てて暮らしている地域でした。そこで私がとても驚いた事は、前述の高級地とはほど遠く衛生状況があまりよくないようで、猫や鶏が普通にそこいらを歩きまわり、各家庭を勝手に出入りしている事でした。また、ゴミも川に投げ捨てたり、道端に捨てられていました。また、喫煙者がとても多い事にも気づきました。そのような生活の中でも、そこにたくさん住んでいる子供たちはみな笑顔で、私達一人ひとりに挨拶と握手をしてくれたのです(hidden tourの案内をしてくださったNGOの方が現地の方々とかなりの信頼関係を築いているようだったので、子供たちもそのような態度をユネスコ部員に示してくれました)。このような状況に直面して、あまりそのような状況を実際に自分の目で見たことのなかった私にとっては(疲れていたというのもありましたけども)あまりに入ってくる情報の多さと、自分の価値観との衝突に困惑し、嘘でも笑顔でいる事は到底できませんでした。
そのような感情の中、最後に最貧地域の見学へと向かいました。こちらは、線路脇、および線路内に住居を構えている人々の地域で、主にゴミの回収によって生計をたてているとの事。こちらでも、子供たちは無邪気な笑顔をうかべ、線路内の到底衛生状況が良いとも、安全性が良いとも言いがたい環境で遊び、暮らしており、再びとてもやるせなく、もどかしく感じました。ここで、案内をしてくださった方も"I feel so angry about this situation and the government which does nothing to improve such situation"とのコメントをされていました。しかし、このようなHidden tourに参加することで、参加費の一部がこの地域に住んでいる人々の暮らしを改善するためのdonationとなるそうです(eg:学校を建てる、医療費を出す、モスクを建てるなど)。それを聞いて私は個人的には少し自分たちでも寄与できる事があると分かって少しだけ心が明るくなりました。しかし、前述のように政府はこのような状況を改善しようとはせず、するにしても選挙の時に自分に票を集めるための一種のパフォーマンスとしてしか取り組まない事が多いようです。そのような状況がいかに改善されるかが今後の課題なのではないかと思いました。
全体的な感想としては、一日でかなり高低差を感じ、精神的にも体力的にも非常な疲労感に包まれました…。
余談ですが、この日のお昼にはインドネシアで大人気のチェーン店、「ほかほか弁当」でお弁当を買って食べました!ほか弁とは言うものの、インドネシアの調味料、サンバルがついていたり、漬物がちょっと違ったりインドネシア風にアレンジされていました(笑)マシッソヨ、エナスカリ!:)
夜は、KFCに併設されていたナシゴレン店で激辛えびナシゴレンをいただきました。とにかく辛いの一言につき、次の日の朝までのどが痛かったです(笑)
ジャカルタに着いて2日目、ようやくプロジェクトのスタートです!この日は、inter kuluterというNGOの主催する"Jakarta Hidden Tour"に参加しました。このツアーでは、インドネシアの首都でもある大都市ジャカルタの隠された(=Hidden)部分を垣間見て、そこに住む人々の生活について考えてみる、という事を目的としたものです。
まず、一日の初めには、ジャカルタのとても栄えた地域の見学に行きました。インドネシアに来る前の私個人の勝手なイメージとしては、ジャカルタは発展途上ではあるけれども、日本よりはまだまだ栄えていないのじゃないか、というかなり上から目線なものでした。しかし、この時にたくさんの立派なショッピングセンターを見てかなりの衝撃を受けました。というのも、都心部にあるショッピングセンターは日本にあるものよりも遥かに高級店ばかりしか入っていないものもあり、またテロ対策ではあるのでしょうが、出入り口にガードマンが立ち、空港などでしか普段は見かけないであろうセキュリティーゲートが設置されていたのです。
また、そのようなショッピングセンターのある都心部には、政府の要人の”巨大な”住宅や、大使館等も多数並んでおり、私のイメージは単なる偏見だった事が判明しました。
その次に、伝統的なスラム街の見学へ。因みにその前に東南アジアで3番目に大きいらしいイスラームモスクにも立ち寄りました。こちらは完璧に観光という感じだったのですが、何人かの部員も言っていたように厳格とも思われるイスラーム教は、非教徒でも簡単にモスクを見学させるという一種の自由さもあるのかも?という印象を受けました。私はイスラームのモスクを見学するのは初めてだったのですが、モスクが一種のコミュニティセンターのような役割を果たしている(eg:イスラームの経典を学ぶためにアラビア語のレッスンを提供している、地域の人々が集まって歓談しているなど)のを見られた事と、高校の世界史の授業などでしか学んだ事のなかった世界を実際に自分の目で見られた事が非常に貴重な経験となりました。
さて、伝統的なスラム街なのですが、こちらは川(クリーク?)の上に橋をかけて、そこに家を建てて暮らしている地域でした。そこで私がとても驚いた事は、前述の高級地とはほど遠く衛生状況があまりよくないようで、猫や鶏が普通にそこいらを歩きまわり、各家庭を勝手に出入りしている事でした。また、ゴミも川に投げ捨てたり、道端に捨てられていました。また、喫煙者がとても多い事にも気づきました。そのような生活の中でも、そこにたくさん住んでいる子供たちはみな笑顔で、私達一人ひとりに挨拶と握手をしてくれたのです(hidden tourの案内をしてくださったNGOの方が現地の方々とかなりの信頼関係を築いているようだったので、子供たちもそのような態度をユネスコ部員に示してくれました)。このような状況に直面して、あまりそのような状況を実際に自分の目で見たことのなかった私にとっては(疲れていたというのもありましたけども)あまりに入ってくる情報の多さと、自分の価値観との衝突に困惑し、嘘でも笑顔でいる事は到底できませんでした。
そのような感情の中、最後に最貧地域の見学へと向かいました。こちらは、線路脇、および線路内に住居を構えている人々の地域で、主にゴミの回収によって生計をたてているとの事。こちらでも、子供たちは無邪気な笑顔をうかべ、線路内の到底衛生状況が良いとも、安全性が良いとも言いがたい環境で遊び、暮らしており、再びとてもやるせなく、もどかしく感じました。ここで、案内をしてくださった方も"I feel so angry about this situation and the government which does nothing to improve such situation"とのコメントをされていました。しかし、このようなHidden tourに参加することで、参加費の一部がこの地域に住んでいる人々の暮らしを改善するためのdonationとなるそうです(eg:学校を建てる、医療費を出す、モスクを建てるなど)。それを聞いて私は個人的には少し自分たちでも寄与できる事があると分かって少しだけ心が明るくなりました。しかし、前述のように政府はこのような状況を改善しようとはせず、するにしても選挙の時に自分に票を集めるための一種のパフォーマンスとしてしか取り組まない事が多いようです。そのような状況がいかに改善されるかが今後の課題なのではないかと思いました。
全体的な感想としては、一日でかなり高低差を感じ、精神的にも体力的にも非常な疲労感に包まれました…。
余談ですが、この日のお昼にはインドネシアで大人気のチェーン店、「ほかほか弁当」でお弁当を買って食べました!ほか弁とは言うものの、インドネシアの調味料、サンバルがついていたり、漬物がちょっと違ったりインドネシア風にアレンジされていました(笑)マシッソヨ、エナスカリ!:)
夜は、KFCに併設されていたナシゴレン店で激辛えびナシゴレンをいただきました。とにかく辛いの一言につき、次の日の朝までのどが痛かったです(笑)
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2012
こんばんは!15のななです^^
今日はインドネシアから更新しています!
これから3月3日〜19日までのインドネシアスタツア体験記を書きます。
スタツア参加者全員が毎日の出来事をお話するのでお楽しみに♪
ではスタツア初日のことについてお話ししたいと思います。
3月3日にジャカルタに着きました〜!!
空港から降りるともわーっとした暖かい空気&はじめてかぐ匂いがしました。
前、外国人が日本の空港は醤油の匂いがするといっているのを思い出しました。
空港にはインドネシアがたくさん詰まってます!
空港の人たちはほとんどが日本語を話せてびっくり!
あと女性がたくさん働いていて驚きました!
インドネシアには日本とのsimilaritiesがたくさんあります。
日本車がたくさん走っていたり、車は右側通行、マックやKFC...etc
夕食は歩いて近くのレストランに行ってナシゴレン食べました!おいしかった!
インドネシアの人たちはとっても親切でご飯を食べた後に店の中のSmall Tourをしてくれました^^
Terima kasih!!
帰るとき、横断歩道がなくて渡れなくて大変でした。
次は4日の出来事をお話します^^
お楽しみに♪
今日はインドネシアから更新しています!
これから3月3日〜19日までのインドネシアスタツア体験記を書きます。
スタツア参加者全員が毎日の出来事をお話するのでお楽しみに♪
ではスタツア初日のことについてお話ししたいと思います。
3月3日にジャカルタに着きました〜!!
空港から降りるともわーっとした暖かい空気&はじめてかぐ匂いがしました。
前、外国人が日本の空港は醤油の匂いがするといっているのを思い出しました。
空港にはインドネシアがたくさん詰まってます!
空港の人たちはほとんどが日本語を話せてびっくり!
あと女性がたくさん働いていて驚きました!
インドネシアには日本とのsimilaritiesがたくさんあります。
日本車がたくさん走っていたり、車は右側通行、マックやKFC...etc
夕食は歩いて近くのレストランに行ってナシゴレン食べました!おいしかった!
インドネシアの人たちはとっても親切でご飯を食べた後に店の中のSmall Tourをしてくれました^^
Terima kasih!!
帰るとき、横断歩道がなくて渡れなくて大変でした。
次は4日の出来事をお話します^^
お楽しみに♪
2011
こんばんは、再び14のよしきです!
ついに沖縄STのブログも最終日ですね~
最終日は特に予定もなく、ドライブしつつ観光するという感じだったので、訪れた場所と感想を簡単に書こうと思います。 トロピカルビーチ、普天満宮洞穴、中城城跡を訪れました。
トロピカルビーチでは、せっかく沖縄に行ったのに海で泳いでいなかったので泳ぎました!とってもキレイで気持よかったです(・∀・)
続いて普天満宮洞穴、中城城跡を訪れたのですが、なかでも中城城跡は世界遺産に登録されている素晴らしい場所でした!城の跡の荘厳さもさることながら、南北が断崖となっており、そこから見渡す景色はまさに絶景でした。
そんなこんなであっという間の5泊6日が終わった訳ですが、とても有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。様々な人と出会い、現地の声を聞き、学び、夜に熱いディスカッションをする。。スタツアの醍醐味ですね^^ また春にも今度は海外へのスタディーツアーがありますが、より良いスタツアを行うために、今回の反省も踏まえ春も頑張りたいと思います。たのしみやーー( ̄ー ̄)
また、沖縄の基地問題、沖縄戦の問題は今後も重大な問題で在り続けると思いますが、私達もスタツアを経験した以上、責任を持ってこれらの問題について考え続けていきたいと思います。高江の座り込み現場で出会った方の、「ぜひここで学んだことを周りの人に伝えって言って欲しいし、それが君たちの責任でもある。」という言葉が自分の中ですごく心に残っているのですが、そのように周りの人にも沖縄の抱える問題について伝えていければなと考えています。
ついに沖縄STのブログも最終日ですね~
最終日は特に予定もなく、ドライブしつつ観光するという感じだったので、訪れた場所と感想を簡単に書こうと思います。 トロピカルビーチ、普天満宮洞穴、中城城跡を訪れました。
トロピカルビーチでは、せっかく沖縄に行ったのに海で泳いでいなかったので泳ぎました!とってもキレイで気持よかったです(・∀・)
続いて普天満宮洞穴、中城城跡を訪れたのですが、なかでも中城城跡は世界遺産に登録されている素晴らしい場所でした!城の跡の荘厳さもさることながら、南北が断崖となっており、そこから見渡す景色はまさに絶景でした。
そんなこんなであっという間の5泊6日が終わった訳ですが、とても有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。様々な人と出会い、現地の声を聞き、学び、夜に熱いディスカッションをする。。スタツアの醍醐味ですね^^ また春にも今度は海外へのスタディーツアーがありますが、より良いスタツアを行うために、今回の反省も踏まえ春も頑張りたいと思います。たのしみやーー( ̄ー ̄)
また、沖縄の基地問題、沖縄戦の問題は今後も重大な問題で在り続けると思いますが、私達もスタツアを経験した以上、責任を持ってこれらの問題について考え続けていきたいと思います。高江の座り込み現場で出会った方の、「ぜひここで学んだことを周りの人に伝えって言って欲しいし、それが君たちの責任でもある。」という言葉が自分の中ですごく心に残っているのですが、そのように周りの人にも沖縄の抱える問題について伝えていければなと考えています。
2011
こんばんわー、14のひろとです。
5日目は牧志公設市場、おきなわ環境クラブ、世界遺産の識名園を訪れました。
この日のメインはやはりなんといってもおきなわ環境クラブ訪問だったので、このことを中心にブログを書きたいと思いまーす!
まず最初に、少しおきなわ環境クラブ(OEC)のことを説明しますね。
同団体は1994年に任意団体として設立され、2003年に特定非営利活動(NPO)法人の認証を受けました。OECは「水辺の環境保全」をコンセプトに地域の大人と子供がいっしょになって自然と環境についての理解を深めるという目的で発足しました。主な活動としては、漫湖でワークショップを行ったり、自然調査をしたりとかなり多岐にわたっているようです。
で、僕たちは漫湖水鳥・湿地センターというところでOEC代表の下地さんと研究員である立田さんからレクチャーを受けました。はじめに立田さんからOECの説明を聞き、そのあとに下地さんが沖縄の水環境、沖縄の米軍基地とそれに起因する環境問題や基地公害対策などの話を聞き、最後に「私たちが何をすべきであるのか」ということを熱く語ってくださりました。また、下地さんはOECの経営の話もしてくださり、僕たちにとっては普段あまり聞けない話だったので、かなり興味深いものでした。
そのあと、世界遺産である識名園に行きました!ワーイ。
首里城に比べると、当時のものがそのまま保存されている印象を受けました。とっても素敵な庭園でした(^^)
この日の夜ミートでの議論の的はもちろんOEC!!
NPOとは何ぞや?という題目でいろいろディスカッションができて、僕としてはNGO、NPOのことをもう一度考え直す良いきっかけとなりました。
ーーー以下、ここからは個人的な沖縄スタツアの感想・・・
今回のスタツアでは、ほんとにいい人に出会えたし、おいしいものたくさん食べたし、きれいな景色もたくさんみれたし、ユネスコの仲間といろいろな話ができて本当に楽しかった!!よしき、開くん、そしてスタツアに来てくれたみんなほんとにサンキュー!
このスタツアで一番感じたのは、現地の人にしか分からない苦しみがあるということ。たとえば、基地問題であったり、戦争の問題であったりと。僕たちもこれらに関しては問題点とかはいちおう理解しているつもりでも、やっぱり現地の人の本音を聞くと、「あー全然わかってないやー」となるわけで・・・
でも、別にこれが悪いことではないと僕は感じます。現地の人は周りの人が思いつかないような主観的な視点でものごとが見れるし、逆に沖縄県民でもなんでもない僕たちはこういった問題を客観視できる。複雑な問題を解決するためには両方の視点が必ず必要になってくると思います。
この沖縄スタツアを通して、これからは現地の人の感情をしっかりと理解していこうと思ったのと反対に、自分がもっている客観的な視点を大切にしていこうと感じました。ほんといろいろ考えさせられたなー。
そう、なんやかんやで得られるものがたくさんあるスタツア、今度はユネスコの仲間全員と行きたいな!!
5日目は牧志公設市場、おきなわ環境クラブ、世界遺産の識名園を訪れました。
この日のメインはやはりなんといってもおきなわ環境クラブ訪問だったので、このことを中心にブログを書きたいと思いまーす!
まず最初に、少しおきなわ環境クラブ(OEC)のことを説明しますね。
同団体は1994年に任意団体として設立され、2003年に特定非営利活動(NPO)法人の認証を受けました。OECは「水辺の環境保全」をコンセプトに地域の大人と子供がいっしょになって自然と環境についての理解を深めるという目的で発足しました。主な活動としては、漫湖でワークショップを行ったり、自然調査をしたりとかなり多岐にわたっているようです。
で、僕たちは漫湖水鳥・湿地センターというところでOEC代表の下地さんと研究員である立田さんからレクチャーを受けました。はじめに立田さんからOECの説明を聞き、そのあとに下地さんが沖縄の水環境、沖縄の米軍基地とそれに起因する環境問題や基地公害対策などの話を聞き、最後に「私たちが何をすべきであるのか」ということを熱く語ってくださりました。また、下地さんはOECの経営の話もしてくださり、僕たちにとっては普段あまり聞けない話だったので、かなり興味深いものでした。
そのあと、世界遺産である識名園に行きました!ワーイ。
首里城に比べると、当時のものがそのまま保存されている印象を受けました。とっても素敵な庭園でした(^^)
この日の夜ミートでの議論の的はもちろんOEC!!
NPOとは何ぞや?という題目でいろいろディスカッションができて、僕としてはNGO、NPOのことをもう一度考え直す良いきっかけとなりました。
ーーー以下、ここからは個人的な沖縄スタツアの感想・・・
今回のスタツアでは、ほんとにいい人に出会えたし、おいしいものたくさん食べたし、きれいな景色もたくさんみれたし、ユネスコの仲間といろいろな話ができて本当に楽しかった!!よしき、開くん、そしてスタツアに来てくれたみんなほんとにサンキュー!
このスタツアで一番感じたのは、現地の人にしか分からない苦しみがあるということ。たとえば、基地問題であったり、戦争の問題であったりと。僕たちもこれらに関しては問題点とかはいちおう理解しているつもりでも、やっぱり現地の人の本音を聞くと、「あー全然わかってないやー」となるわけで・・・
でも、別にこれが悪いことではないと僕は感じます。現地の人は周りの人が思いつかないような主観的な視点でものごとが見れるし、逆に沖縄県民でもなんでもない僕たちはこういった問題を客観視できる。複雑な問題を解決するためには両方の視点が必ず必要になってくると思います。
この沖縄スタツアを通して、これからは現地の人の感情をしっかりと理解していこうと思ったのと反対に、自分がもっている客観的な視点を大切にしていこうと感じました。ほんといろいろ考えさせられたなー。
そう、なんやかんやで得られるものがたくさんあるスタツア、今度はユネスコの仲間全員と行きたいな!!
2011
こんちには、13のジェフです。
4日目は主に沖縄の南部を周り、アブチラガマ(糸数壕)、ひめゆりの塔、首里城などに足を運びました。
まず最初に訪れたアブチラガマは戦争時に陸軍や住民の避難壕、病院壕として使用されていたもので、懐中電灯を持って入ったものの視界はとても悪く、言うまでもないですがガマでの生活は非常に大変なものだと感じました。視界の悪さもあったためわからなかったのですが、場所によっては火炎放射の黒焦げの跡や爆風の跡などが残っているみたいです。また民宿のご主人にアブチダガマに行くと伝えたら「塩を持って行きなさい」ということで、お塩を手渡されたのが印象的でした。
次にひめゆりの塔(平和祈願資料館)を訪れました。全国から多くの人が足を運ぶ場所のせいか辺りではやたらと商業的活動が行われており、なんとも腑に落ちない気持ちになりました。資料館の中では戦場で実際に看護をやっておられた方のお話を聞くことができ、語り継ぐことの必要性を感じました。また多くの戦争体験談が文としても展示してあり、何も包み隠さないその生々しさは文でありながら鮮明な映像として語りかけてくるものでした。
その後首里城に行ったわけですが私が抱いていたイメージとは少し異なるもので、内部は大幅に改装されており美術館っぽいかんじでした。
夕方にはアメリカンヴィレッジ近くのサンセットビーチで日没を眺めました!青春!
この日の夜ミートでは主に戦争のことについて話し合い
- リアリティ溢れる人の体験記は意識を変える
- 教育が人を支配する
- 自国だけではなく他国の視点からも戦争を見つめる必要がある
などの意見が出ました。
PS. 画像がうまくアップロードできなかったので、少々お待ちを・・・
4日目は主に沖縄の南部を周り、アブチラガマ(糸数壕)、ひめゆりの塔、首里城などに足を運びました。
まず最初に訪れたアブチラガマは戦争時に陸軍や住民の避難壕、病院壕として使用されていたもので、懐中電灯を持って入ったものの視界はとても悪く、言うまでもないですがガマでの生活は非常に大変なものだと感じました。視界の悪さもあったためわからなかったのですが、場所によっては火炎放射の黒焦げの跡や爆風の跡などが残っているみたいです。また民宿のご主人にアブチダガマに行くと伝えたら「塩を持って行きなさい」ということで、お塩を手渡されたのが印象的でした。
次にひめゆりの塔(平和祈願資料館)を訪れました。全国から多くの人が足を運ぶ場所のせいか辺りではやたらと商業的活動が行われており、なんとも腑に落ちない気持ちになりました。資料館の中では戦場で実際に看護をやっておられた方のお話を聞くことができ、語り継ぐことの必要性を感じました。また多くの戦争体験談が文としても展示してあり、何も包み隠さないその生々しさは文でありながら鮮明な映像として語りかけてくるものでした。
その後首里城に行ったわけですが私が抱いていたイメージとは少し異なるもので、内部は大幅に改装されており美術館っぽいかんじでした。
夕方にはアメリカンヴィレッジ近くのサンセットビーチで日没を眺めました!青春!
この日の夜ミートでは主に戦争のことについて話し合い
- リアリティ溢れる人の体験記は意識を変える
- 教育が人を支配する
- 自国だけではなく他国の視点からも戦争を見つめる必要がある
などの意見が出ました。
PS. 画像がうまくアップロードできなかったので、少々お待ちを・・・
プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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