ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2012
こんばんは!スタツア初参加の15Harunaです。さっそくインドネシアスタツア2日目のレポートをしたいと思います♪
ジャカルタに着いて2日目、ようやくプロジェクトのスタートです!この日は、inter kuluterというNGOの主催する"Jakarta Hidden Tour"に参加しました。このツアーでは、インドネシアの首都でもある大都市ジャカルタの隠された(=Hidden)部分を垣間見て、そこに住む人々の生活について考えてみる、という事を目的としたものです。
まず、一日の初めには、ジャカルタのとても栄えた地域の見学に行きました。インドネシアに来る前の私個人の勝手なイメージとしては、ジャカルタは発展途上ではあるけれども、日本よりはまだまだ栄えていないのじゃないか、というかなり上から目線なものでした。しかし、この時にたくさんの立派なショッピングセンターを見てかなりの衝撃を受けました。というのも、都心部にあるショッピングセンターは日本にあるものよりも遥かに高級店ばかりしか入っていないものもあり、またテロ対策ではあるのでしょうが、出入り口にガードマンが立ち、空港などでしか普段は見かけないであろうセキュリティーゲートが設置されていたのです。
また、そのようなショッピングセンターのある都心部には、政府の要人の”巨大な”住宅や、大使館等も多数並んでおり、私のイメージは単なる偏見だった事が判明しました。
その次に、伝統的なスラム街の見学へ。因みにその前に東南アジアで3番目に大きいらしいイスラームモスクにも立ち寄りました。こちらは完璧に観光という感じだったのですが、何人かの部員も言っていたように厳格とも思われるイスラーム教は、非教徒でも簡単にモスクを見学させるという一種の自由さもあるのかも?という印象を受けました。私はイスラームのモスクを見学するのは初めてだったのですが、モスクが一種のコミュニティセンターのような役割を果たしている(eg:イスラームの経典を学ぶためにアラビア語のレッスンを提供している、地域の人々が集まって歓談しているなど)のを見られた事と、高校の世界史の授業などでしか学んだ事のなかった世界を実際に自分の目で見られた事が非常に貴重な経験となりました。
さて、伝統的なスラム街なのですが、こちらは川(クリーク?)の上に橋をかけて、そこに家を建てて暮らしている地域でした。そこで私がとても驚いた事は、前述の高級地とはほど遠く衛生状況があまりよくないようで、猫や鶏が普通にそこいらを歩きまわり、各家庭を勝手に出入りしている事でした。また、ゴミも川に投げ捨てたり、道端に捨てられていました。また、喫煙者がとても多い事にも気づきました。そのような生活の中でも、そこにたくさん住んでいる子供たちはみな笑顔で、私達一人ひとりに挨拶と握手をしてくれたのです(hidden tourの案内をしてくださったNGOの方が現地の方々とかなりの信頼関係を築いているようだったので、子供たちもそのような態度をユネスコ部員に示してくれました)。このような状況に直面して、あまりそのような状況を実際に自分の目で見たことのなかった私にとっては(疲れていたというのもありましたけども)あまりに入ってくる情報の多さと、自分の価値観との衝突に困惑し、嘘でも笑顔でいる事は到底できませんでした。
そのような感情の中、最後に最貧地域の見学へと向かいました。こちらは、線路脇、および線路内に住居を構えている人々の地域で、主にゴミの回収によって生計をたてているとの事。こちらでも、子供たちは無邪気な笑顔をうかべ、線路内の到底衛生状況が良いとも、安全性が良いとも言いがたい環境で遊び、暮らしており、再びとてもやるせなく、もどかしく感じました。ここで、案内をしてくださった方も"I feel so angry about this situation and the government which does nothing to improve such situation"とのコメントをされていました。しかし、このようなHidden tourに参加することで、参加費の一部がこの地域に住んでいる人々の暮らしを改善するためのdonationとなるそうです(eg:学校を建てる、医療費を出す、モスクを建てるなど)。それを聞いて私は個人的には少し自分たちでも寄与できる事があると分かって少しだけ心が明るくなりました。しかし、前述のように政府はこのような状況を改善しようとはせず、するにしても選挙の時に自分に票を集めるための一種のパフォーマンスとしてしか取り組まない事が多いようです。そのような状況がいかに改善されるかが今後の課題なのではないかと思いました。
全体的な感想としては、一日でかなり高低差を感じ、精神的にも体力的にも非常な疲労感に包まれました…。
余談ですが、この日のお昼にはインドネシアで大人気のチェーン店、「ほかほか弁当」でお弁当を買って食べました!ほか弁とは言うものの、インドネシアの調味料、サンバルがついていたり、漬物がちょっと違ったりインドネシア風にアレンジされていました(笑)マシッソヨ、エナスカリ!:)
夜は、KFCに併設されていたナシゴレン店で激辛えびナシゴレンをいただきました。とにかく辛いの一言につき、次の日の朝までのどが痛かったです(笑)
ジャカルタに着いて2日目、ようやくプロジェクトのスタートです!この日は、inter kuluterというNGOの主催する"Jakarta Hidden Tour"に参加しました。このツアーでは、インドネシアの首都でもある大都市ジャカルタの隠された(=Hidden)部分を垣間見て、そこに住む人々の生活について考えてみる、という事を目的としたものです。
まず、一日の初めには、ジャカルタのとても栄えた地域の見学に行きました。インドネシアに来る前の私個人の勝手なイメージとしては、ジャカルタは発展途上ではあるけれども、日本よりはまだまだ栄えていないのじゃないか、というかなり上から目線なものでした。しかし、この時にたくさんの立派なショッピングセンターを見てかなりの衝撃を受けました。というのも、都心部にあるショッピングセンターは日本にあるものよりも遥かに高級店ばかりしか入っていないものもあり、またテロ対策ではあるのでしょうが、出入り口にガードマンが立ち、空港などでしか普段は見かけないであろうセキュリティーゲートが設置されていたのです。
また、そのようなショッピングセンターのある都心部には、政府の要人の”巨大な”住宅や、大使館等も多数並んでおり、私のイメージは単なる偏見だった事が判明しました。
その次に、伝統的なスラム街の見学へ。因みにその前に東南アジアで3番目に大きいらしいイスラームモスクにも立ち寄りました。こちらは完璧に観光という感じだったのですが、何人かの部員も言っていたように厳格とも思われるイスラーム教は、非教徒でも簡単にモスクを見学させるという一種の自由さもあるのかも?という印象を受けました。私はイスラームのモスクを見学するのは初めてだったのですが、モスクが一種のコミュニティセンターのような役割を果たしている(eg:イスラームの経典を学ぶためにアラビア語のレッスンを提供している、地域の人々が集まって歓談しているなど)のを見られた事と、高校の世界史の授業などでしか学んだ事のなかった世界を実際に自分の目で見られた事が非常に貴重な経験となりました。
さて、伝統的なスラム街なのですが、こちらは川(クリーク?)の上に橋をかけて、そこに家を建てて暮らしている地域でした。そこで私がとても驚いた事は、前述の高級地とはほど遠く衛生状況があまりよくないようで、猫や鶏が普通にそこいらを歩きまわり、各家庭を勝手に出入りしている事でした。また、ゴミも川に投げ捨てたり、道端に捨てられていました。また、喫煙者がとても多い事にも気づきました。そのような生活の中でも、そこにたくさん住んでいる子供たちはみな笑顔で、私達一人ひとりに挨拶と握手をしてくれたのです(hidden tourの案内をしてくださったNGOの方が現地の方々とかなりの信頼関係を築いているようだったので、子供たちもそのような態度をユネスコ部員に示してくれました)。このような状況に直面して、あまりそのような状況を実際に自分の目で見たことのなかった私にとっては(疲れていたというのもありましたけども)あまりに入ってくる情報の多さと、自分の価値観との衝突に困惑し、嘘でも笑顔でいる事は到底できませんでした。
そのような感情の中、最後に最貧地域の見学へと向かいました。こちらは、線路脇、および線路内に住居を構えている人々の地域で、主にゴミの回収によって生計をたてているとの事。こちらでも、子供たちは無邪気な笑顔をうかべ、線路内の到底衛生状況が良いとも、安全性が良いとも言いがたい環境で遊び、暮らしており、再びとてもやるせなく、もどかしく感じました。ここで、案内をしてくださった方も"I feel so angry about this situation and the government which does nothing to improve such situation"とのコメントをされていました。しかし、このようなHidden tourに参加することで、参加費の一部がこの地域に住んでいる人々の暮らしを改善するためのdonationとなるそうです(eg:学校を建てる、医療費を出す、モスクを建てるなど)。それを聞いて私は個人的には少し自分たちでも寄与できる事があると分かって少しだけ心が明るくなりました。しかし、前述のように政府はこのような状況を改善しようとはせず、するにしても選挙の時に自分に票を集めるための一種のパフォーマンスとしてしか取り組まない事が多いようです。そのような状況がいかに改善されるかが今後の課題なのではないかと思いました。
全体的な感想としては、一日でかなり高低差を感じ、精神的にも体力的にも非常な疲労感に包まれました…。
余談ですが、この日のお昼にはインドネシアで大人気のチェーン店、「ほかほか弁当」でお弁当を買って食べました!ほか弁とは言うものの、インドネシアの調味料、サンバルがついていたり、漬物がちょっと違ったりインドネシア風にアレンジされていました(笑)マシッソヨ、エナスカリ!:)
夜は、KFCに併設されていたナシゴレン店で激辛えびナシゴレンをいただきました。とにかく辛いの一言につき、次の日の朝までのどが痛かったです(笑)
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ICUユネスコクラブ
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非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
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火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
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