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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

   2025

0421
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   2011

1027
こんばんは! 13のさやかです(^^)
もうすぐハロウィン…の前に、ICU祭ですよー♪


先週の金曜日は、ディスカッションクエスチョンをどうするか話し合いました。

抽象的にはなるけれど、ゲストスピーカーの皆さんに通ずる包括クエスチョンと、それぞれのゲストの方々の専門分野におけるクエスチョンとを、みんなで考えました。

当日は、ご来場者の皆さまもゲストスピーカーの方々に質問できる時間を設けてあります!



それから、今日は当日のシミュレーションを行いました。

会場となる教室で、当日の様子を思い浮かべながら流れの確認を行ったので、最初はいいと思っていたこともちょこちょこ訂正が入り…。

こうして、よりよいシンポジウムに向かっていくのですね!(*´∇`*)


このシンポジウムが、皆さんにとって震災を考えるよき場となるよう、ユネスコ部員一同がんばりましょう!!

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   2011

1019

こんにちは!15のみおです
初めてのブログでちょっと緊張しますが、がんばります^^


今回は前回の勉強会に引き続き、ICU祭シンポジウムに向けて、ゲストスピーカーの飯田哲也さん・柴田鉄治さんについての勉強会でした。

飯田さんグループ
飯田哲也さんはNPO法人環境エネルギー政策研究所の代表を務めていらっしゃる、自然エネルギーの第1人者です。かつて、原子力発電に関する研究・開発をし、福島第一原発の使用済み核燃料の乾式貯蔵施設の設計にも携われられました。その後、原子力発電の独裁的、かつ閉鎖的な体制に疑問を覚え退職。スウェーデンへ留学ののち、現在は自然エネルギーを推進すべく、活動していらっしゃいます。シンポジウムではこれからのエネルギー政策についてお話いただきます。
以前の環境グループの原子力発電・自然エネルギーの勉強会をふまえ、今回は飯田さんの考えやヴィジョンについて学びました。
飯田さんの考え
・「代替エネルギーの確立まで原子力発電はやむを得ない」という考えに反対
 具体的には、短期的に火力発電に頼る必要があると考えていらっしゃいます。
・「既存技術の普及」
 新しいエネルギー技術より、今ある自然エネルギー技術を普及することが大切だとおしゃっています。
・現在は自然エネルギーへの良い転換期
 これから原発が老朽化していくので、転換への良い時期だとしていらっしゃます。
・自然エネルギーに対して社会的なアプローチが必要
 自然エネルギーの総量の増加、社会全体の需要総量を減らすなどのアプローチが重要だと考えていらっしゃいます。

ディスカッションでは
①日本政府は京都議定書のCO2削減目標を達成するための根本に「原発の利用」(火力発電量)を据えている一方で、飯田氏は今後エネルギーシフトの際短期的に火力発電に切り替える必要があると主張している。この背反的考えを踏まえ、今後どのようにエネルギーをシフトすればよいか。
②日本は自然エネルギーに恵まれた環境であると言われながらも、実情おして自然エネルギーはほとんど普及していない。なぜこれ程までに普及していないのか。現実的に普及は可能なのか。また普及にはどのような対応が求められてくるか。(社会運動、政策 etc)
この2つのクエスチョンを軸に、飯田さんの考えと日本のエネルギー政策について考えました。
原子力発電・火力発電・自然エネルげれぞれグラフに表したみたり、現在の日本における電気の問題そして自然エネルギーの普及方法についても話し合いました。
意見の一部を挙げてみると
・電力会社を増やして会社を選べるようにする
・人々がどの発電方法の電気を買うか決められるようにする
・自治体で自然エネルギーを普及させ、その土地でできた電力をそこに住む人が使うようにする
・自然エネルギーは効率があまりよくないので、人々が自然エネルギーを希望してもなかなか供給が追い付かない
・自治体によって自然環境や経済的環境の問題からなかなか推進することができない
などと、意見や提案、反論などがでました。
それぞれのグループで結論を出すことは難しかったですが、久しぶりにディスカッションに長い時間を取れたこともあり、発展的なディスカッションとなり、自分の考えがこのディスカッションを通して深まったと思いました。

柴田さんグループ
柴田鉄治さんは朝日新聞科学ジャーナリストで、ICUの客員教授でもいらっしゃいました。朝日新聞社で論説委員、科学部長などを歴任されました。シンポジウムでは震災時におけるメディア報道とこれからのメディアの使命についてお話いただきます。
柴田さんとのインタビューでいただいたキーワードをもとに、新聞と震災をテーマに学びました。
●「メディアのチェック機能」
 インタビューや柴田さんの著書の中でも見られる、「メディアのチェック機能」は柴田さんの考えていらっしゃるメディアの使命です。メディアの役割は本来、国民の立場から政府や官僚をチェックし、政府のウソを正すことだと考えていらっしゃいます。
戦後の新聞は野党精神で「権力のチェック機能」として十分に機能してました。しかし、その後、政府よりの新聞が出てくるなど、「国家をチェックする機能」が見られないものも出てきました。
今回の震災報道では、メディアがちゃんと「チェック機能」を果たしていないことが露呈したと柴田さんはおっしゃっています。
●「原発が原爆になった」
 戦後日本は原子力研究が認められた後、「原子力の“平和”利用」をめざし、政治中堂で原子力研究がすすめられました。ビキニ水爆実験などをきっかけに原子力反運動が広まる一方、原子力平和利用キャンペーンなどもすすめられました。しかし、ターン・キー契約や知識不足などで安全対策に不備があった状態の原子力発電所もありました。また、原発は“絶対安全”という考え方を国が持っていたことが伊方原発訴訟やアメリカの10分の1規模の原子力安全委員会からわかります。柴田さんはこのことに対し、“絶対安全”と主張してしまったからこそ、安全対策が出来なくなったとおっしゃいています。
 また、世論調査と新聞論調の動向を比較してみますと、この二つがよく似ているという特徴が挙げられました。具体的には、研究開始当時、主要新聞は原子力発電に賛成し、国民も多くがこれを支持していました。1970年以降は環境問題をきっかけとし反対運動が積極的に起こるようになり、同時に新聞もただ単純にノーという論調をとれなくなりました。イエス・バットと条件付きで賛成するようになります。
 この震災で私たちは、国家とメディアに対する対応について考え直す時が来ているのではないかと思いました。
●「メディアの二極分化」
 震災後の原発報道やデモに関する報道では各メディアでばらつきが見られました。論調も大きく二極分化され、新聞を例にしてみますと、「原発は必要だ」という方針をもつ読売・産経・日経と「脱原発」と主張する朝日・毎日・東京と社説や社論が分かれていることがわかります。また、メディアと東京電力の癒着構造も明らかになっています。
 ジャパンタイムスのジョンストンさんは「原子力の報道に関しては『客観性』は存在しない」と言っています。あるゆるメディアが書き手のスタンスに違ってくることを指摘しています。震災報道、特に原発報道を機に、メディアは「チェック機能」としての使命、私たちはメディアに対する対応を考えることを迫られていると思いました。
●まとめ
・多方面からメディアを分析することが大事
震災報道・原発報道で私たちに、正確な情報を得るためには、私たちは受動的ではなく能動的にならなければいけないことを示している
・メディアの本来あるべき姿
今回の震災報道ではメディアの積極性、国家に追及する姿勢が欠けていたと考える。スポンサーなどの“しがらみ”に作用されないよう、活発で自由な報道のためにはメディアそのものを強くしなければならない。
●付記
・この勉強会では新聞を取り上げましたが、TV、そして特にインターネットが特に今回の震災で重要な役割を果たしました。それぞれのメディアと震災について分析することも必要です。
※ディスカッションは時間がなく来週となりました!

以上が10月14日の勉強会でした!
ICU祭までわずか、勉強会も残り1回となりました。震災と平和についての学ぶを振り返りつつ、来るシンポジウムに備えたいと思います。

~ICUユネスコクラブ ICU祭シンポジウムについて~
ICU白熱教室 ~震災と平和~

3月11日の東日本大震災から半年たった今、私たちはもう一度震災について考えるきかっけをつくろうとICU祭2日目にゲストスピーカー4名をお招きし、シンポジウムを行うことに致しました。

●日時:2011年10月30日(日)
13:00~ 開場
13:30~ 講演開始
15:30~ 座談会
16:00    終了

●場所:国際基督教大学キャンパス 本館262教室
(東京都三鷹市大沢3-10-2 最寄駅:JR中央線武蔵境駅南口)

●パネリストの方々(敬称略):
柴田鉄治(朝日新聞科学ジャーナリスト)
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
森川すいめい(世界の医療団・東北活動代表医師)
千葉杲弘(元社団法人日本ユネスコ協会連盟理事)

一人でも多くの方に来て頂き、震災と今後について考えて頂ければ幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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   2011

1010
こんばんは!久々の勉強会レポートですね。
14の真理です。早速先週の金曜日に行われた勉強会について書きたいと思います^^

まず、今回はICU生(15)が一人、そして他大から2人見学しにきてくれました♪
そして、ユネスコクラブOBの島さんも来てくださいました。有難いです!

今回の勉強会はICU祭シンポジウムに向けての事前勉強会ということで、
ゲストスピーカーのお二人(森川すいめいさん・千葉杲弘さん)についてのプレゼンでした。

森川さんグループ
森川さんは、世界の医療団の一員として震災後、被災地にて東北の被災者の心のケアに取り組んでいる方です。
ということで、今回は心のケアについてたくさん学ぶことが出来ました。
例えば、いま被災社会での心理的変化は「幻滅期」という時期にいて、一番現状について不満を抱えやすい状態であること。
そのような状態にて、どのように心に負担がかかってしまうのか、そして治療の手段としてはどんな方法が取り入れられているのか。
また、心のケアの対象として子ども、高齢者、障がい者、日本語を母語としない方、中高年、被災していない人、支援者などが挙げられる、とのことでした。
私が驚いたのが、被災していない人や支援者も心のケアの対象になりうるということです。
被災地の状況をTVで見て胸を傷めたり、震災から時が経ち自分が震災について感じる意識が薄れていっていることに対する罪悪感などで落ち込んでしまったり、支援者として被災地に行き、自らの無力さを感じてしまったりすることがあるということを聞き、心のケアは被災者だけの問題ではないことを知りました。

プレゼン後、「支援者の人数が足りず、被災者の人数も多く、心のケアの優先順位をつけなければならない現状のなか、どのように優先順位をつけるべきか。」というディスカッションクエスチョンのもと、小さいグループに分かれて意見交換をしました。
優先順位に関しては、思った以上に意見が割れて、とても興味深い意見が色々聞けました。
以下少しだけ紹介してみます。
・第一優先は比較的孤立した状況に置かれやすい「高齢者、障がい者、日本語を母語としない方」にするべき。
子どもの心のケアを受けなくても、自ら回復していく傾向があるのではないか。
・中高年を第一優先にすべき。
中高年は日本の経済を支える重要な役割を担うため、中高年にまずは心のケアにて回復してもらう方が良いのではないか。
・子どもを最優先すべき。
子どもが元気になることにより、社会も元気になるのではないか。
・被災していない方や支援者を最優先にして、援助の基盤を固めたほうが良いのではないか。

意見が割れると「これぞディスカッション!」という感じですね^^
また、心のケアが必要かどうかは、ぱっと見て分かる訳でもないし、自ら「私は心のケアが必要」と公言するものでもないので、とても難しい問題だということが分かりました。
うーん・・・心のケア・・・奥深いですねぇ・・・

千葉さんグループ
千葉さんは元社団法人日本ユネスコ協会連盟理事でおられた方で、元ICU教授でありユネスコクラブ最初の顧問の先生でもあります。
ということで、こちらのグループは教育についてのプレゼンでした。
まず導入として、日本の教育の構造(日教組と文部省との関わり)や教科書制度の問題点について学びました。
私が印象に残ったのは、日本の教科書編成制度や教科書検定制度を決める権限を持つのが政党人であり、実質政府が設定しているシステムの中で子どもたちが勉強して試験を受け、競争社会が定められていくという構図についての説明です。
この「トップダウン形式」による教育が世の中一般的になっており、ここから外れると競争社会にも戻るのが困難になるというのは何だか複雑な気持ちになりました。
そして震災後、被災地では教育にブランクが出来てしまった時期もあり、その埋め合わせとして必要となってくるのが「ノンフォーマル教育」ということでした。
ノンフォーマル教育とは前述の「トップダウン方式」による教育ではなく、いわゆる寺子屋のように特定の型にとらわれない多様な教育形態・つまり「ボトムアップ方式」の教育です。
ただし、こちらも良い点ばかりという訳ではなく、やはりある序列の中で結局競争社会に巻き込まれてしまうため、難しい点もあるということでした。

上記の点を踏まえた上で通常の教育とノンフォーマル教育のどちらが良いのか、というディスカッションをしましたが、どちらも難点があり、なかなか「こっちが良い」とは選びがたいということがありました。
私一個人の意見としては、ノンフォーマル教育は場所によりばらつきが出てしまうので、統一の教育システム(トップダウン)は絶対に必要だと思いますが、少しでも競争社会による格差を是正するために、ノンフォーマル教育で空いた穴を埋めていくことが大事だと感じました。
とても難しい問題ですね・・・

そんな訳で、この日の勉強会は終了でした!
来週は柴田鉄治さん、飯田哲也さんについての勉強会です。
お楽しみに^^

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   2011

1006
こんにちはー!14紗希です!学校訪問のリーダーをつとめています!!
今日は9/5(私の誕生日!笑)に行った深川高校での出張授業について書きたいと思います!9/5といいますとずいぶんと昔の話ですね!投稿が遅くなって申し訳ありません…。

改めまして、私達ICUユネスコクラブでは今年から学校訪問を始めました。中学校や高校に(今後依頼があればもちろん小学校でも!!)出向いて、世界でおこっている様々な問題、またそこで必要とされる国際協力について、私達ICUユネスコクラブで普段勉強していることを更に若い世代に伝えていくという主旨のもと授業をさせていただくという活動です。今回はその一貫として、ICUの卒業生の方が先生をしていらっしゃる都立深川高校へ訪問しました。

深川高校での出張授業のメインは、春休みに行ったネパールスタディーツアーの報告でした。ストリートチルドレン、少女売春、教育など、現在ネパールで起きている様々な問題、またそれらの問題に対して活動する団体の数々を紹介しました。また、そこから発展させて、開発の裏側にある、長期的援助と国際協力への意識の問題などを高校生たちと一緒に考えました。

高校生たちはすごく真面目に話を聞いてくれて、私達が実際に見かけたストリートチルドレンの写真や点灯していない信号の写真などに関心を示していました。 ディスカッションでは、持続可能かつ意味のある開発とは何だろう、という問いに対して、やはり政治から変えていく必要があるのでは、という意見や、人間の考え方等を作るのは教育だから教育をしっかり受けられるようにしないと、など、本当にたくさん意見を出してくれました。 高校生の選択の社会の授業ということもあり、みんな真剣に社会の問題について考えており、私達ユネスコクラブのメンバーもとても感心していました。

今回は高校生だったので少し高レベルの授業になりましたが、私個人的にはすごく手応えを感じました。もちろん反省点はたくさんあるのですが… 深川高校の皆さん、また会いましょう!そして次はもっとたくさんディスカッションしましょう! 今後も学校訪問の活動が続き、良いものになっていくことを願います♪

平和のスケッチブック(平和のblack boad?)

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   2011

0926
 こんばんは、再び14のよしきです!

ついに沖縄STのブログも最終日ですね~
最終日は特に予定もなく、ドライブしつつ観光するという感じだったので、訪れた場所と感想を簡単に書こうと思います。 トロピカルビーチ、普天満宮洞穴、中城城跡を訪れました。

トロピカルビーチでは、せっかく沖縄に行ったのに海で泳いでいなかったので泳ぎました!とってもキレイで気持よかったです(・∀・)
続いて普天満宮洞穴、中城城跡を訪れたのですが、なかでも中城城跡は世界遺産に登録されている素晴らしい場所でした!城の跡の荘厳さもさることながら、南北が断崖となっており、そこから見渡す景色はまさに絶景でした。




そんなこんなであっという間の5泊6日が終わった訳ですが、とても有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。様々な人と出会い、現地の声を聞き、学び、夜に熱いディスカッションをする。。スタツアの醍醐味ですね^^ また春にも今度は海外へのスタディーツアーがありますが、より良いスタツアを行うために、今回の反省も踏まえ春も頑張りたいと思います。たのしみやーー( ̄ー ̄)

また、沖縄の基地問題、沖縄戦の問題は今後も重大な問題で在り続けると思いますが、私達もスタツアを経験した以上、責任を持ってこれらの問題について考え続けていきたいと思います。高江の座り込み現場で出会った方の、「ぜひここで学んだことを周りの人に伝えって言って欲しいし、それが君たちの責任でもある。」という言葉が自分の中ですごく心に残っているのですが、そのように周りの人にも沖縄の抱える問題について伝えていければなと考えています。

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プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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