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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

   2025

0421
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   2012

0301
こんにちは、15のたくみんです!

今回はスタツア前、最後の勉強会と言うことで高まるテンションを押さえつつ、ブログを書いていこうと思います。

文化グループではまず、ジョグジャカルタ滞在時において訪問するボロブドゥール、プランバナン遺跡についてとりあげました。遺跡に関する逸話やマメ知識などの発表があり、とても興味深く、実際に訪問したときは自分の目で確かめてみようと思います。次に、バリ島の文化について勉強しました。通常知られているヒンドゥー教とは異なる、バリヒンドゥーの特徴や、バリ島で呪術が広くおこなわれていることなどを学びました。
インドネシアの国是である「多様性の中の統一」の内実についても取り上げられました。内容としては、政府が実際にその国是を達成していくために小中学校の教育課程において「地域科」を導入し、地域文化、地域特有の手工芸芸術、英会話、自営業といった4つのプログラムを中心とした具体的ボトムアップをはかっていることがわかってよかったです。

人権グループでは、まず始めにコーヒー農場について取り上げました。コーヒーの試飲をして、ちょっぴりインドネシアを先取りしました。インドネシアでは様々な種類のコーヒーが作られ、それらが日本に輸出されているという思いがけない結びつきを発見しました。次にインドネシアの民族について勉強しました。この国は多くの島や州から成り立っており、それぞれが長い歴史と強い個性を持っていることを改めて学びました。しかし、その中でもアチェ州独立問題や、華人をめぐる問題など、たくさんの問題を抱えていることがわかりました。最後に、バリ島で訪問するBumi Sehat Foundation International という助産施設と、ジャカルタで訪問するThe Indonesian Center For Women In Politics (ICWIP)の基礎知識を学びました。

僕は15ということで、初めてのスタツアにとてもわくわくしています。14の先輩方に負けないくらいたくさんの物事を吸収して、今後に活かせればと思ってます。
それでは、行ってきます!!!

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   2012

0217
こんにちは!15のめぐみです^^

今日は2/10の勉強会について書きたいと思います。
今回も前回までに引き続き、インドネシアのスタツアに向けての勉強会で、教育グループと開発グループが発表を行いました。

*教育グループ
まずは、前の発表で出た質問に対する回答を行いました。学校の数は近年増えているが、特別教室や教師の質などの観点では足りているとは言えないこと、標準語以外の言語の教育について、都会と地方では大きな教育格差があることの説明をしました。一方で、なぜ高等教育が普及しないのか、進級試験に受かれない学生が多いのか、と言った簡単には答えが出せない質問もありました。

次にスタツアで訪問するインドネシア教育振興会とNPO法人バリ教育交流協会についての紹介がありました。インドネシア教育振興会では、実際に現場をみること、現地の職員やスタッフにお話を伺うことで、インドネシアにおける教育をより深く理解できることが期待されます。NPO法人バリ教育交流協会については、現地のスタッフの方からForumのお誘いがあり、発表後、それについての話し合いも行いました。

その後は、インドネシアにおける言語教育について歴史的観点からの説明をしてくれました。インドネシアの言語政策は、オランダ植民地時代、日本占領時代、独立後の3つに大きく分けられ、公用語は日本による占領を境に、前がオランダ語、後がインドネシア語となっています。また、インドネシアの教科書によると、日本による占領は悪い面だけでなく、インドネシアの力を向上させてくれたという良い面も持つと考えられており、それが現在のインドネシア人が親日と言われる理由の一つだと言われているそうです。

最後に日本とインドネシア教育の関わりについて、ゲーム形式で楽しく分かりやすく説明してくれました。日本に留学してくるインドネシア人は日本の出身国別留学生数ランキングで第8位だそうです。人気分野は、経済、経営、理工学、日本語・日本文化ですが、日本語学習目的は日本語への興味より、コミュニケーションの手段として、現職や就職のためなど、実利的なものが多かったです!


*開発グループ
スタツアでいく予定のマングローブ情報センターとJICAについて説明してくれました。

マングローブは、マレー語と英語の合成語で意味は植物の総称であり、地域住民にとっては素材や食材として、地球的視点からは生態系や生物多様性の保全において、とても有用性が高いです。インドネシアのマングローブは世界で4分の1を占めています。

またJICAは地熱開発計画策定に対する技術協力、円借款による資本協力を行ってきました。しかし、政府直轄の事業だけでは、電力量が不足してしまうため、民間事業者の参入を進めることが現在求められています。今後のビジョンとしては、従来の支援に加え、日本の力だけでなくインドネシアと協力して、政策対話や制度改善のための調査を行うことが考えられているそうです。

ちなみに地熱発電は、効率性に大変優れており、化石燃料を使わない、天候に左右されない、新たな熱発生がないというメリットがあります。一方で、景観が損なわれる、調査に時間がかかる、火山性の災害に遭遇しやすいというデメリットがあります。

また、日本は原子力に頼っていましたが、3.11の地震を機に原子力の是非についての論争がなされています。そこで、インドネシアで地熱発電を行い、今まで利用していた天然ガスの使用量を減らし、日本に輸出するのが良いという意見もあるそうです。


次回は2/17、文化グループと人権グループの発表です。

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   2012

0201
こんにちは 14あゆみです^^

今回は1/23(月)~27(金)に行われた「平和のスケッチブックウィーク」の報告をさせてもらいます!

現在のユネスコクラブHPのinformationにも書いてありますが、
平和のスケッチブックプロジェクトとは、
 ・ユネスコクラブ外の人が平和についてどのような考えを持っているかを知る
 ・多くの人に平和について考えてもらうきっかけを作る
 ・ユネスコクラブの活動を認知してもらう
 ・継続したプロジェクトを行う
という目的のもとにはじめられたプロジェクトです。

「世界が平和になるために必要なものは何ですか?」
という質問に対する自分なりの考えをホワイトボードに書いていただき、その写真を集めています。

このプロジェクトは昨年1月から行なっているもので、部員・ユネスコクラブOBOG他、スタディーツアー等各プロジェクトで知り合った方やICU生に参加していただいています。

今回のスケッチブックウィークでは、ICUの本館2Fラウンジを使用して今まで撮った写真の展示を行い、またランチタイムには部員が通りがかった方に声を掛け、多くの学内生の方にプロジェクトに参加していただくことができました。

今後も同じようにプロジェクトを継続していく予定なので、興味のある方は是非ご参加ください!

今回行われたプロジェクトの様子です↓
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   2012

0129
Selamat sore(こんにちは)、15のえりなです。
実は初めてのブログなので、ドキドキしています。
 
今日は1月27日の勉強会について書きたいと思います。
今回はインドネシアのスタツアに向けて、文化グループと人権グループが発表を行いました。
 
*文化グループ*
まず最初に、簡単なインドネシア語を皆で練習しました。インドネシア語では、日本語の「こんにちは」にあたる言葉が2つあり、”Selamat siang”は10時~15時、”Selamat sore”は15時~18時に使うそうです。
 
インドネシア語講座の後は、インドネシアにおける民族と芸術について説明してくれました。宗教はイスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、伝統宗教などが信仰されていて、イスラム教徒が人口2.38億人のうち約76%を占めるそうです。
皆さんは、ワヤン・クリットという人形術文化を知っていますか?世界史を勉強した方は聞いたことがあるかもしれません。ワヤンは人間の心に宿る影、クリットは人形が牛の皮で作られていることから、皮という意味があります。影を用いた人形劇であるにもかかわらず、人形には色がつけられていて、影が映るスクリーンの裏は、美しい色が見られるあの世とされているそうです。
 
次にクバティン問題についてでした。1950年までインドネシアを支配し、イスラームの影響を嫌ったオランダがイスラームとの関わりを遮断したことで、正統なイスラームとは異なる色彩をもつクバティン=ジャワ神秘主義がうまれたことが事の発端です。正統派イスラームに目の敵にされ、イスラームとして認められなくなったクバティンは、宗教と信仰は別だと主張し、イスラームの「信仰」として権利が認められるようになったそうです。クバティン問題は複雑で難しかったです…。
 
最後に食文化について説明してくれました。インドネシアではコウモリやネズミ、犬が市場に並んでいるそうです…。イスラム教と食の関わりとして、イスラム教国では食品全てにハラム(禁忌)かハラル(禁忌とされていないもの)かの表示が義務づけられています。また、インドのヒンドゥー教では豚は不浄のものとされているのに対し、バリ=ヒンドゥーでは最高のごちそうとされているそうです!同じ宗教でも、地域によって大きく異なるのですね。
 
*人権グループ*
まずは子供の人権、特に児童労働についてです。インドネシアでは約8%にあたる400万人の5-17歳の子供たちが労働に従事しています。子供が従事する仕事としては、商業的性搾取、人身取引、麻薬、履物業などが代表的で、油やしプランテーションで働く子供の半分以上が親の命令で働いているという調査結果も出ています。
 
次に女性の人権についてです。インドネシアのジェンダー開発指数は94位となっています。イスラム教の規定として、4人まで妻をもてる一夫多妻制がとられており、また賃金や教育面でも、女性は男性より不利な立場に置かれています。また、海外に出稼ぎに行く労働力のほとんどが女性だそうです。
 
次回は2/10の開発グループ&教育グループによる勉強会です。

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   2012

0128
こんにちは!15のハルナです。14さきさんから副部長を引き継ぎました。よろしくお願いいたします。

さて、アップが遅くなってしまいましたが、先日OBOG会を開催しました!15にとっては初めて本格的に中心になって準備を進めていく企画だったので色々と当日の朝までわちゃわちゃしていましたが(笑)、無事に今年も開催することができました!

今年も顧問の先生方はじめ、05~13までたくさんのOBOGさんがご参加くださいました。普段なかなかお会いする事のできないOBOGのみなさんにユネの活動についてのお話はもちろん、現在のお仕事についてや、学生時代の専攻の話まで聞く事ができ、とても楽しく有意義な会でした♪2時間半あっという間でした。

また、各代のスタディツアーについても色々な体験談やアドバイスをいただき、3月のスタディツアーもますます楽しみです:)
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プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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