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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

   2025

0420
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   2012

0928
こんばんは。16のkotaroです。はじめてブログにカキコします。
本日のテーマは社会貢献でした。今回は特にNPOとNGOに焦点があてられて勉強会がすすめられました。まず最初にNGOとNPOの歴史についての発表があり、それによるとNGOのほうが歴史が古いということらしいです。しかし民間、非営利という点ではNGO、NPOに違いがなく、役割としては似たようなものをになっているようです。つぎに日本のNGOの問題点についての説明がありました。日本のNGOは他の欧米先進国に比べて一般的に資金力が弱く、認知度が低いので、良い人材も集まりにくいという問題があります。行政がまかなえない部分を民間団体が補うという相互補完的な概念があまり浸透していないのがその原因の一つであります。
つぎにケーススタディーとしてカナダとインドとスウェーデンのNGOがとりあげられました。カナダは開発援助を積極的に行っている国の一つであり、60年代半ばから開発援助の一部をNGOを通じて付与するようになりました。しかしカナダ国内には自己利益追求かもしくは人道的目的のどちらを優先するかというせめぎ合いがあり、NGOは政府に資金を依存しているので、NGOそれの影響を受けてしまうという問題点もあります。インドは実はNGO大国であり、膨大な数のNGO団体が存在しています。しかし日本の海外協力のNGOと異なりインドのNGOは国内の社会福祉や貧困対策の役割をしています。スウェーデンのNGOは現地に事務所をもち、専門的で高度な知識をもっている組織がおおく高く評価されています。しかしあまりにもおおくのプロジェクトが行われているため、全体の進捗状況、総合評価が行いにくいという問題点も存在している。
今回のまとめ
政府も含め、国民全体の理解を得ることがNGO・NPOが働きやすい環境を作るうえで必要不可欠である。NPO・NGOは国民に存在意義を示していく必要があるのではないか。

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   2012

0915
こんばんは!14のまりです、お久しぶりです(^^)
今日は私もプレゼンをした9/14の勉強会について、ブログを書きたいと思います。

今回の勉強会は「自死」についてです。
皆さんは9月10日が世界自殺予防デーだったのはご存じでしょうか??
日本でも自死のニュースを聞く頻度が増えてきましたし、自死は世界的な問題となってきています。

まずはじめに"自死"とは何か、その定義や歴史についてたくみが話してくれました。
世の中では"自殺"という言い方のほうが主流ですが、"殺"という言葉を使っていることがあまり印象が良くないという点、そして自殺と自死を区別する方法としては、今おかれている状況から逃避するために死ぬのか、それとも自分の判断によって死を選択するのか、という点もあります。
しかしこれらの定義は曖昧で、実際に区別は難しいです。
例えばいじめによる死は自殺なのか、それとも自死なのか。どちらともとれますよね。
個人的には"自死"という言葉を使ったほうが、より死を選択したことに対する尊重の念がこめられる気がします。
そして歴史についてですが、私が印象に残ったのはデュルケムの主張です。
彼は「危機が自死を引き起こす」と言っており、良いか悪いかどちらにせよ社会基盤が大きくゆらぐと自殺率は上昇するそうです。
個人的な誘因からではなく、人間は社会の枠組みに属しているからこそ、そのような影響があるのだなと考えると確かに納得のいく反面、例え良い社会の変化だとしても自殺率が上昇するというのは興味深い分析だと思いました。

次に、海外ではどのような自死の現象があるのかについて、なな、ともみ、さおりがプレゼンしてくれました。
まず、インドでは農業に携わっている方の自死が多く、深刻な問題となっているようです。
例えば先進国からまわってきた肥料を多く使いすぎてしまったことで、その肥料の成分からうつ病になってしまうことがある、というのは驚きでした。
そしてリトアニアは、現在自殺率一位の国となっており、その要因が失業率の上昇であることは現在の景気の動向を色濃く反映していますね・・・・
韓国は最近まで自殺率連続一位で、現在は二位に落ちましたが未だに自殺率は高いです。
韓国では高齢者による自殺が多いらしく、配偶者との死別や経済的な生活苦により自死される方が多いようです。

このように海外の自死の要因は様々ですが、日本の場合はどうなのでしょう?たかがプレゼンしてくれました。
私が印象に残ったのは、自殺率が男性のほうが高い一つの理由として離婚が挙げられていたことです。
離婚をすると、女性の場合社会的に保護される措置が整っているのですが、男性の場合は保護されず孤立してしまうことが多いそうで、その結果自死へとつながることがあるそうです。
自死を離婚という側面から考えたことがあまりなかったので興味深い内容でした。

そして私は日本の刑法と自死の関連性について発表しました。
刑法202条自殺関与・自殺同意罪が自殺の教唆及び幇助を禁じていることから発展させ、安楽死の違法性について申し上げました。
一方スイスやオランダでは安楽死(自殺幇助)が合法化されているのですが、それにより自殺ツーリズムが問題になっているようです・・・自己決定権と命、どちらを尊重すべきかは難しい問題ですね。

最後に、日本とアメリカで行われている自殺予防について、まりりんとあすとがプレゼンしてくれました。
日本では自死された方の遺族のケアをすることが重要で、自死は身近な5人に精神的影響を及ぼすと言われているそうです。
そして自殺未遂は既遂の10倍にもあたるので、本人だけではなく、家族や親しい友人で苦しい思いをしている人もたくさんいるのだということが分かりました。
アメリカでは自殺率がそこまで高くないのですが、その理由として学校でのカウンセラーの役割に加え、ホームスクールや特別学校などが政府から認可されている点も挙げてくれました。
また、心の不調も病気なので、風邪や肺炎と同じように専門家に診てもらうという考えが若年層では浸透しており、日本ほど精神的病を隠す文化はないそうです。

最後に日本の「恥」の倫理基準が、日本の自殺率の高さに影響しているのか。もししているとしたら、その倫理基準を保持すべきか、すべきでないのか」というディスカッションテーマのもと、小グループに分かれて20分ほどディスカッションしました。
前半部分については意見が分かれ、「日本の映画などの価値観に触れているので、何かあった時に選択肢として自死がでてきてしまう」、「自殺するときは文化というよりも、環境からの逃避で自死をするため、そのような倫理基準に左右されているわけではない」という主張などがありました。
また、保持すべきか、すべきでないかは微妙なところで、もし変えていくなら教育で変えていくべき、という意見や、周りが察して、自死を未然に防ぐよう積極的にその人に働きかけるべき、という意見などがありました。

私は、自死を支持するつもりはありませんが、結果的に自死した人を責めることは出来ないと考えています。
私たちが誰かが生きることに苦しんでいることを知った時に出来ることは、直接的に説得することも大切かもしれませんが、その人と関わりを深め、「生きていることも悪くないな」と思わせることではないかと思います。
フロイトが述べるように、人生に生きる意味を見出すというのは一種の宗教みたいなものなのかもしれませんが、生きる理由について自分なりに見出す、または見出す手伝いをすることが私達に出来ることなんだと思います。

Memento Mori-死を忘れるな。死は誰でもいつか必ず訪れるものです。
これを機に死について、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

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   2012

0913
こんにちは、16のともみです。
秋学期最初の勉強会は、11月3,4日のICU祭で開くワークショップ「世界がもし100人の村だったら」について話し合いました。
さきさんをファシリテーターに、部員が参加者になり実際にやってみました。
参加者目線で、このディスカッションのテーマは小さい子には難しいかな…など改善点も話し合いました。
実際にやってみた感想は、楽しかった!知識として知っているということと、実際に自分が100人の村の一員となって同じ言語を話す人で集まってみたり、文字が読めないことを体験することは、全く違うなと思いました。
そして、小さい子を対象とすることが多いワークショップかもしれませんが、私は誰でも楽しく学べると思いました。

なので、ぜひ!ぜひ!ICU祭のユネスコクラブのワークショップに足を運んでください!
当日はワークショップのほかにも、世界のおやつのカフェ(販売も)も開きます。
11月3,4日です。

ちなみに今回の勉強会に入部希望の15&16セプテンが参加してくれました~(^^)
人数が増えて、ユネスコクラブがますますパワーアップしますように!

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   2012

0620

スタディーツアーin日光 2日目、最終日の報告です!
続いて16のさわこがお送りいたします。


予定では華厳の滝を訪れる予定だったのですが、悪天候で霧しか見えないだろう、ということで急きょ「とりっくあーとぴあ日光」に訪れることになりました。

寝不足から静かだったメンバーたちも、トリックアートの面白さに大はしゃぎ!



↑↑↑
兄さんたちがつきおとそうとしている階段、そして谷、すべて"絵"なんですよ!




↑↑↑
中国雑技団…?
いえいえ、これもトリックアート、全部"絵"なのです。

思い出すだけでもう1回行きたくなってきました(笑)


トリックアートの魅力にはまりつつ、去るのが名残惜しくも最後に向かった目的地は「グラススタジオポンテ」
メンバーオリジナルのグラス作成に興じました。



↑↑↑
入口に展示してあったガラス細工の数々。
きれいですね。




↑↑↑
アシスタントさんが丁寧に誘導してくれるので簡単に作ることができました。

出来上がったグラスが後日郵送されるのを楽しみにしつつ、今回のスタツアは終了へ……



今回のスタツアは観光の要素が強かったのですが、それでも日本の世界遺産を目の当たりにしたり、観光地の現状について考えたり、また様々な楽しい経験ができたりと、とても貴重な時間を過ごすことができました。
1泊2日という短い間でしたが、メンバー間の仲も深めることができ、特に16は先輩方とさらになじむことができたうれしいスタツアでした。
というわけで、とても有意義なスタツアでした!!
これからも精進していこうと思います。

拙い記録でしたが、これでスタツアの報告は終わりとさせていただきます。
参加したメンバーのみなさん、本当にありがとうございました。

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   2012

0620

こんにちは、16のさわこです。
このブログを書くのは初めてとなります。しかも16のトップバッターで緊張していますが、今回のスタディツアーの記録を残させていただきます。

今回、わたしたちは6月9日から10日かけて日光へ旅立ってきました!
12人の参加メンバーがめぐった場所は

・日光東照宮
・足尾銅山
・とりっくあーとぴあ日光(←あいにくの悪天候のため、華厳の滝からの変更)
・グラススタジオ ポンテ

です。


ではまず初日のもようから。

日光に到着し興奮さめやらぬ一行が最初に向かったのは「日光東照宮」
この「日光の社寺」はユネスコの世界遺産に登録されており、今回のスタツアでは外せない場所でした。

ICUではあまり味わいにくい和の心、精神が身に染みました……

 

↑↑↑
東照宮といえばこれ。「見ざる・言わざる・聞かざる」
下に見えるは傘の花です。あいにくの雨でした。




↑↑↑
個人的に1番驚いたのはこの五重塔。
心柱が塔身から独立したこの構造は東京スカイツリーの免震機能にいかされているそうです…!

昔の知恵が今にいかされているのにロマンを感じました。

その他眠り猫の木彫りや鳴竜など、見どころがたくさんでした。
6月のはんぱな時期なようにも思えたのですが、観光客も多かったです。


山をおりて昼食をとった後、次に向かったのは「足尾銅山」
足尾銅山といえば公害問題、ということでどんな展示があるのか楽しみだったのですが、公害についてのディスプレーは1つも発見できず……(というよりありませんでした。残念。)



↑↑↑
坑道内、いたるところに設置されていた負夫(の人形)。
リアルに再現してあるのはすばらしいのですが、こわい……(笑)




↑↑↑
延々と山中に坑道が続いています。
足尾銅山内には1200kmもの坑道がのびているそうです。

日本史における初期の公害問題がどのような感じだったのか、これが足尾銅山へ向かった目的の大きな理由だったため、公害問題に関するディスプレーが1つもなかったのにはややがっかりでしたが、それでも足尾銅山の発展の歴史、鉱山のさまざまな仕組みについて深く学べたのはとても良かったです。
なにより1番良かったのは、公害によってはげてしまった山の緑が蘇りつつあることを目で確認できたことでした。


この日の行程をすべて終え、宿の方の親切な対応やおいしいご飯にテンションが上がりつつも、忘れてはいけないのが1日のしめくくりであるミーティング。
メンバー各自が1日の感想と話題提起を行い、軽いディスカッションを行いました。
主な話題は
・世界遺産における日光東照宮のあり方について
・現在の足尾銅山が公害問題について扱ってないことについて
でした。
世界遺産に登録された史跡がその後どう対応していくのか、
また、足尾銅山公害問題における負のイメージを払拭したいがために事実をのべないのはいかがなものなのか、メンバー各自がそれぞれの見解を持てた有意義な時間でした。
特に16はスタツア内のミーティングが初めてだったので、次回のベトナムスタツアへの良い予行練習となりました。


*おまけ*
なんと、今回のスタツア中に誕生日を迎えたメンバーがいました!
…と、いうわけで他のメンバーたちでいそいそとサプライズの準備………



即席ではありましたが、喜んでもらえました!
HAPPY☆BIRTHDAY ともみ!!



この後はメンバー全員で盛り上がったり、はたまた女子会が行われたり、先輩たちと交えてゲーム大会が行われたり……
大騒ぎしつつも、ゆっくりと夜が明けていくのでした………

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プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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