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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

   2024

0419
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   2014

0405
こんにちは!17のかすみです。
ST4日目は台北市内を歩き回りました!目的は二つあり、一つは昨日に引き続き、学生運動について考えること。二つ目は台北最後の日なので、今まで主にタクシーで移動していた台北という町を自分たちで歩いて、見ることでした。
まずは、総督府に向かいました。昨日と比べると、警備が厳しくなり、周りには鉄線が設置され、より物々しくなっていました。通常なら見学者が使っている入口もバリケードにより完全に封鎖され、人が入れないようになっていました。普段は観光客も利用するような台湾の中心的場所がこのような厳戒態勢を取っているのを見て、台湾という国が現在、大変緊迫した状態にあるのを肌で感じました。



次に、立法院に向かいました。直接現場に続けていくことで、ニュースなどではわからない変化を感じ取ることが出来ました。まず、土曜日ということもあり、前日よりも、デモに参加している人が増えていました。小学生くらいの子連れの方や仕事についていると思われる大人の方もデモに加わっていました。また、昨日はいなかった原住民族の学生による、原住民族の視点からと思われる演説が何か所で行われていました。学生運動が、学生だけにとどまらず、台湾人すべての人に広がり、運動としてどんどんと進化していると思いました。



また、幸運なことに台湾警察の方にお話を伺うことが出来ました。まずデモが暴動化することはあると思うかという質問をしたのですが、若い人は暴走することがあるから、どうなるかはわからないとおっしゃっていました。また、学生の運動についてどう思うかという質問をしたのですが、迷った末に警察官だから中立だとおっしゃっていました。デモの現場では、誰が貼ったかは定かではなりませんが、警察官は制服を着ていても心は台湾人だ!というビラがあり、個人的感情にかかわらず、最前線で平和維持にあたらなければいけない警察という立場の複雑さを感じました。昨日の学生の方に引き続き、警察の方にお話を伺えたことで、学生運動を学生とは違う視点から見ることができ、とても貴重な経験でした。
そのあとは、小龍包屋さんへお夕飯を食べに行きました。ここでは皮にかぼちゃを練りこんだ、かぼちゃの形の小龍包というような初めて食べる変わった小龍包がいくつもありました。どれもとてもおいしかったです。ひと口に台湾料理!小龍包!といっても、バラエティに富んだものであり、料理というものは何度も楽しむことのできる奥の深い文化だと思いました。



最後は皆で歩いて帰りました。このころには町の作り方や看板の設置の仕方にも慣れ、道の歩き方もだんだんとわかるようになりました。自分で歩き、そしてその町に対応していくのも、自分たちで行くスタツアならではのことです。
夜のミーティングでは、昨日とのデモの比較が多くされました。また、学生だけでなく警察や大人というような学生以外のデモに関わる方々についての議論も多くなされました。また、このような事態において、冷静かつ、慎重に行動することの重要性を再確認しました。
ST4日目はこれまで学んだこと、感じたことをより発展させて考えたり、行動することができた一日でした。

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ICUユネスコクラブ
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自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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