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ICU UNESCO CLUBLOG

ICUユネスコクラブのブログです。 是非ご覧ください♪

   2024

0503
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   2014

0406
こんにちは、17のかなえです。

これまでは台北市内を拠点としていた台湾STでしたが、
5日目からは台南へと移動しました。

ということで、朝早くから一路、台南へ。
台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用しました。
これは日本などが技術協力を行い2007年に開業されたもので、
乗り心地や見た目なども日本の新幹線とほとんど変わりませんでした。

その後、乗継などを経て、台南駅(MRT)へと到着。

台南は、台北市と比べ暑く、半袖でも過ごせるほどでした。
また、道幅も広く、町全体がどこかゆったりとしている印象を受けました。

ホテルへ荷物を預けたあと、国立台湾歴史博物館へと向かいました。
ここは、2011年に出来た新しい博物館で、
民俗を中心とした台湾の有史以来の歴史に関する資料が多数あり、
実物大の蝋人形など、ダイナミックで分かりやすい展示が特徴です。



目的は、台湾の歴史や文化についての全体像を掴むこと。
また台湾の歴史、日本統治時代などを
台湾がどのように表現しているのかについても興味がありました。
実際の展示では、国立ということもあり、解説は客観的なものでした。
しかし、台湾の歴史の中の50年間を占めている日本統治時代の重みを感じ、
日本人として知らないでは済まされないことがあると思いました。

その後、台湾の学生の方々との交流会が開かれました。
日台合わせて20名ほどの座談会となり、各テーブルに分かれて様々な話題を交わしました。
印象的だったのは、日本語を学んでいる理由として、
台湾は半世紀の間日本統治下に置かれていたため、
台湾を本当に理解するためには日本についても知る必要があるから、
と答えた学生の方がいたこと。
その一方で、どの方も優しく、日本や日本人に対して好意的で、
「台湾=親日」像が本当だったことを実感しました。
また、台北のデモについては賛成の声が多く、
台湾の学生による台中貿易の解説も行われました。



夜には、台南の夜市へ、仲良くなった台湾の学生の方々と向かいました。
かなりの人ごみの中、美味しそうな屋台の香りや「臭豆腐」の独特の臭みが漂う、
台湾のいきいきとした日常を感じる空間でした。



夜のミーティングでは、台北と台南の違いや学生との話について、シェアがありました。
原住民や外省・内省人のこと、また「親日」についてなど、
学生と話せたからこそ知れたことも多かったです。
また、この夜、学生運動がさらに激しくなり、行政院も占拠する事態となっていました。
ひとつの運動が進み、形を変えていく様子を目の当たりにし、こうした運動の難しさや危うさも感じました。

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プロフィール
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ICUユネスコクラブ
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非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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