ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2014
こんにちは、17のかなえです。
これまでは台北市内を拠点としていた台湾STでしたが、
5日目からは台南へと移動しました。
ということで、朝早くから一路、台南へ。
台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用しました。
これは日本などが技術協力を行い2007年に開業されたもので、
乗り心地や見た目なども日本の新幹線とほとんど変わりませんでした。
その後、乗継などを経て、台南駅(MRT)へと到着。
台南は、台北市と比べ暑く、半袖でも過ごせるほどでした。
また、道幅も広く、町全体がどこかゆったりとしている印象を受けました。
ホテルへ荷物を預けたあと、国立台湾歴史博物館へと向かいました。
ここは、2011年に出来た新しい博物館で、
民俗を中心とした台湾の有史以来の歴史に関する資料が多数あり、
実物大の蝋人形など、ダイナミックで分かりやすい展示が特徴です。
目的は、台湾の歴史や文化についての全体像を掴むこと。
また台湾の歴史、日本統治時代などを
台湾がどのように表現しているのかについても興味がありました。
実際の展示では、国立ということもあり、解説は客観的なものでした。
しかし、台湾の歴史の中の50年間を占めている日本統治時代の重みを感じ、
日本人として知らないでは済まされないことがあると思いました。
その後、台湾の学生の方々との交流会が開かれました。
日台合わせて20名ほどの座談会となり、各テーブルに分かれて様々な話題を交わしました。
印象的だったのは、日本語を学んでいる理由として、
台湾は半世紀の間日本統治下に置かれていたため、
台湾を本当に理解するためには日本についても知る必要があるから、
と答えた学生の方がいたこと。
その一方で、どの方も優しく、日本や日本人に対して好意的で、
「台湾=親日」像が本当だったことを実感しました。
また、台北のデモについては賛成の声が多く、
台湾の学生による台中貿易の解説も行われました。
夜には、台南の夜市へ、仲良くなった台湾の学生の方々と向かいました。
かなりの人ごみの中、美味しそうな屋台の香りや「臭豆腐」の独特の臭みが漂う、
台湾のいきいきとした日常を感じる空間でした。
夜のミーティングでは、台北と台南の違いや学生との話について、シェアがありました。
原住民や外省・内省人のこと、また「親日」についてなど、
学生と話せたからこそ知れたことも多かったです。
また、この夜、学生運動がさらに激しくなり、行政院も占拠する事態となっていました。
ひとつの運動が進み、形を変えていく様子を目の当たりにし、こうした運動の難しさや危うさも感じました。
これまでは台北市内を拠点としていた台湾STでしたが、
5日目からは台南へと移動しました。
ということで、朝早くから一路、台南へ。
台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用しました。
これは日本などが技術協力を行い2007年に開業されたもので、
乗り心地や見た目なども日本の新幹線とほとんど変わりませんでした。
その後、乗継などを経て、台南駅(MRT)へと到着。
台南は、台北市と比べ暑く、半袖でも過ごせるほどでした。
また、道幅も広く、町全体がどこかゆったりとしている印象を受けました。
ホテルへ荷物を預けたあと、国立台湾歴史博物館へと向かいました。
ここは、2011年に出来た新しい博物館で、
民俗を中心とした台湾の有史以来の歴史に関する資料が多数あり、
実物大の蝋人形など、ダイナミックで分かりやすい展示が特徴です。
目的は、台湾の歴史や文化についての全体像を掴むこと。
また台湾の歴史、日本統治時代などを
台湾がどのように表現しているのかについても興味がありました。
実際の展示では、国立ということもあり、解説は客観的なものでした。
しかし、台湾の歴史の中の50年間を占めている日本統治時代の重みを感じ、
日本人として知らないでは済まされないことがあると思いました。
その後、台湾の学生の方々との交流会が開かれました。
日台合わせて20名ほどの座談会となり、各テーブルに分かれて様々な話題を交わしました。
印象的だったのは、日本語を学んでいる理由として、
台湾は半世紀の間日本統治下に置かれていたため、
台湾を本当に理解するためには日本についても知る必要があるから、
と答えた学生の方がいたこと。
その一方で、どの方も優しく、日本や日本人に対して好意的で、
「台湾=親日」像が本当だったことを実感しました。
また、台北のデモについては賛成の声が多く、
台湾の学生による台中貿易の解説も行われました。
夜には、台南の夜市へ、仲良くなった台湾の学生の方々と向かいました。
かなりの人ごみの中、美味しそうな屋台の香りや「臭豆腐」の独特の臭みが漂う、
台湾のいきいきとした日常を感じる空間でした。
夜のミーティングでは、台北と台南の違いや学生との話について、シェアがありました。
原住民や外省・内省人のこと、また「親日」についてなど、
学生と話せたからこそ知れたことも多かったです。
また、この夜、学生運動がさらに激しくなり、行政院も占拠する事態となっていました。
ひとつの運動が進み、形を変えていく様子を目の当たりにし、こうした運動の難しさや危うさも感じました。
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2014
こんにちは!17のかすみです。
ST4日目は台北市内を歩き回りました!目的は二つあり、一つは昨日に引き続き、学生運動について考えること。二つ目は台北最後の日なので、今まで主にタクシーで移動していた台北という町を自分たちで歩いて、見ることでした。
まずは、総督府に向かいました。昨日と比べると、警備が厳しくなり、周りには鉄線が設置され、より物々しくなっていました。通常なら見学者が使っている入口もバリケードにより完全に封鎖され、人が入れないようになっていました。普段は観光客も利用するような台湾の中心的場所がこのような厳戒態勢を取っているのを見て、台湾という国が現在、大変緊迫した状態にあるのを肌で感じました。
次に、立法院に向かいました。直接現場に続けていくことで、ニュースなどではわからない変化を感じ取ることが出来ました。まず、土曜日ということもあり、前日よりも、デモに参加している人が増えていました。小学生くらいの子連れの方や仕事についていると思われる大人の方もデモに加わっていました。また、昨日はいなかった原住民族の学生による、原住民族の視点からと思われる演説が何か所で行われていました。学生運動が、学生だけにとどまらず、台湾人すべての人に広がり、運動としてどんどんと進化していると思いました。
また、幸運なことに台湾警察の方にお話を伺うことが出来ました。まずデモが暴動化することはあると思うかという質問をしたのですが、若い人は暴走することがあるから、どうなるかはわからないとおっしゃっていました。また、学生の運動についてどう思うかという質問をしたのですが、迷った末に警察官だから中立だとおっしゃっていました。デモの現場では、誰が貼ったかは定かではなりませんが、警察官は制服を着ていても心は台湾人だ!というビラがあり、個人的感情にかかわらず、最前線で平和維持にあたらなければいけない警察という立場の複雑さを感じました。昨日の学生の方に引き続き、警察の方にお話を伺えたことで、学生運動を学生とは違う視点から見ることができ、とても貴重な経験でした。
そのあとは、小龍包屋さんへお夕飯を食べに行きました。ここでは皮にかぼちゃを練りこんだ、かぼちゃの形の小龍包というような初めて食べる変わった小龍包がいくつもありました。どれもとてもおいしかったです。ひと口に台湾料理!小龍包!といっても、バラエティに富んだものであり、料理というものは何度も楽しむことのできる奥の深い文化だと思いました。
最後は皆で歩いて帰りました。このころには町の作り方や看板の設置の仕方にも慣れ、道の歩き方もだんだんとわかるようになりました。自分で歩き、そしてその町に対応していくのも、自分たちで行くスタツアならではのことです。
夜のミーティングでは、昨日とのデモの比較が多くされました。また、学生だけでなく警察や大人というような学生以外のデモに関わる方々についての議論も多くなされました。また、このような事態において、冷静かつ、慎重に行動することの重要性を再確認しました。
ST4日目はこれまで学んだこと、感じたことをより発展させて考えたり、行動することができた一日でした。
ST4日目は台北市内を歩き回りました!目的は二つあり、一つは昨日に引き続き、学生運動について考えること。二つ目は台北最後の日なので、今まで主にタクシーで移動していた台北という町を自分たちで歩いて、見ることでした。
まずは、総督府に向かいました。昨日と比べると、警備が厳しくなり、周りには鉄線が設置され、より物々しくなっていました。通常なら見学者が使っている入口もバリケードにより完全に封鎖され、人が入れないようになっていました。普段は観光客も利用するような台湾の中心的場所がこのような厳戒態勢を取っているのを見て、台湾という国が現在、大変緊迫した状態にあるのを肌で感じました。
次に、立法院に向かいました。直接現場に続けていくことで、ニュースなどではわからない変化を感じ取ることが出来ました。まず、土曜日ということもあり、前日よりも、デモに参加している人が増えていました。小学生くらいの子連れの方や仕事についていると思われる大人の方もデモに加わっていました。また、昨日はいなかった原住民族の学生による、原住民族の視点からと思われる演説が何か所で行われていました。学生運動が、学生だけにとどまらず、台湾人すべての人に広がり、運動としてどんどんと進化していると思いました。
また、幸運なことに台湾警察の方にお話を伺うことが出来ました。まずデモが暴動化することはあると思うかという質問をしたのですが、若い人は暴走することがあるから、どうなるかはわからないとおっしゃっていました。また、学生の運動についてどう思うかという質問をしたのですが、迷った末に警察官だから中立だとおっしゃっていました。デモの現場では、誰が貼ったかは定かではなりませんが、警察官は制服を着ていても心は台湾人だ!というビラがあり、個人的感情にかかわらず、最前線で平和維持にあたらなければいけない警察という立場の複雑さを感じました。昨日の学生の方に引き続き、警察の方にお話を伺えたことで、学生運動を学生とは違う視点から見ることができ、とても貴重な経験でした。
そのあとは、小龍包屋さんへお夕飯を食べに行きました。ここでは皮にかぼちゃを練りこんだ、かぼちゃの形の小龍包というような初めて食べる変わった小龍包がいくつもありました。どれもとてもおいしかったです。ひと口に台湾料理!小龍包!といっても、バラエティに富んだものであり、料理というものは何度も楽しむことのできる奥の深い文化だと思いました。
最後は皆で歩いて帰りました。このころには町の作り方や看板の設置の仕方にも慣れ、道の歩き方もだんだんとわかるようになりました。自分で歩き、そしてその町に対応していくのも、自分たちで行くスタツアならではのことです。
夜のミーティングでは、昨日とのデモの比較が多くされました。また、学生だけでなく警察や大人というような学生以外のデモに関わる方々についての議論も多くなされました。また、このような事態において、冷静かつ、慎重に行動することの重要性を再確認しました。
ST4日目はこれまで学んだこと、感じたことをより発展させて考えたり、行動することができた一日でした。
2014
こんにちは!17あやかです。
ST3日目の今日、午前中は総統府見学を予定していましたが、現在立法院周辺で起こっている学生運動の影響で見学ができませんでした。台湾の霞ヶ関にあたる総統府周辺は、警察や軍による警備が厳重体制になっていて、時々立ち止まりながらカメラやビデオを撮っているだけでマークされてしまいました。運動の主体が学生ということもあり、若者は特に注意されているようです。
そこで、急遽新プロジェクトを立ち上げ、総統府の近くにあった台北二二八記念館に行ってきました。こちらでは、1947年2月28日に勃発し終結まで約40年かかった本省人と外省人の抗争である二・二八事件について、中立的立場から学ぶことができました。
午後は、デモについて生の声を聞きたいということで、立法院周辺を散歩しました。デモと聞くと乱雑で暴力的なものを想像することも多いと思うのですが、こちらのデモは秩序立っていて、驚きました。道で見かけた学生の方にインタビューをして、台湾の学生らの意識の高さを感じたと同時に、どうか変わってほしいという彼らの思いが伝わってきました。
夜は途中参加のかなえと無事合流し、Taipei Eyeで京劇を鑑賞しました。台詞・音楽・舞踊などの色々な芸術が混ざり合ったこの芸能は、日本の伝統芸能である歌舞伎とは一味も二味も違い、面白かったです。
夜のmtgでは主にデモに関しての意見が出ました。道に座っている人のマナー、食事の配給、ゴミの分別などがしっかりしていて、想像していたデモと違うというのが印象に残ったようです。
また、もしこれが日本だったら日本の学生は同じように行動できるだろうか?という議題でも話が盛り上がりました。
ST3日目の今日、午前中は総統府見学を予定していましたが、現在立法院周辺で起こっている学生運動の影響で見学ができませんでした。台湾の霞ヶ関にあたる総統府周辺は、警察や軍による警備が厳重体制になっていて、時々立ち止まりながらカメラやビデオを撮っているだけでマークされてしまいました。運動の主体が学生ということもあり、若者は特に注意されているようです。
そこで、急遽新プロジェクトを立ち上げ、総統府の近くにあった台北二二八記念館に行ってきました。こちらでは、1947年2月28日に勃発し終結まで約40年かかった本省人と外省人の抗争である二・二八事件について、中立的立場から学ぶことができました。
午後は、デモについて生の声を聞きたいということで、立法院周辺を散歩しました。デモと聞くと乱雑で暴力的なものを想像することも多いと思うのですが、こちらのデモは秩序立っていて、驚きました。道で見かけた学生の方にインタビューをして、台湾の学生らの意識の高さを感じたと同時に、どうか変わってほしいという彼らの思いが伝わってきました。
夜は途中参加のかなえと無事合流し、Taipei Eyeで京劇を鑑賞しました。台詞・音楽・舞踊などの色々な芸術が混ざり合ったこの芸能は、日本の伝統芸能である歌舞伎とは一味も二味も違い、面白かったです。
夜のmtgでは主にデモに関しての意見が出ました。道に座っている人のマナー、食事の配給、ゴミの分別などがしっかりしていて、想像していたデモと違うというのが印象に残ったようです。
また、もしこれが日本だったら日本の学生は同じように行動できるだろうか?という議題でも話が盛り上がりました。
2014
こんにちは!2日目の報告は16(2年生)、そして今回のスタツアのリーダーであるさわこからお送りいたします。
今日はまず午前中に公益財団法人交流協会(台北事務所)を訪問し、文化室兼渉外室の担当者さんにお話を伺いました。
STに来る前の事前勉強会にて出た疑問、また台湾に到着してから気になったことを短い時間ではありますが、台湾における民族や教育の問題、また台湾と日本の関係など、いろいろとお聞きすることができました。
このお話を踏まえた上で更に様々な疑問がメンバーのあいだで噴出し、新たな視点を持ってその後のプロジェクトに臨みました!
午後は台北市内の観光ツアーへ出かけました。
総督府を車窓観光した後、中正記念堂、史烈祠、故宮博物館、中国寺廟をみてまわり、
台湾がいかに中国と深いつながりを持っているかを発見できました。
夜のミーティングでは交流協会(他国でいう領事館の機能を持った場所。
台湾は正式に日本と国交が結ばれていないためこのような名前となっています)に
行ったこともあり、「国益」をテーマにディスカッションが盛り上がりました。
2014
こんにちは、台湾から更新しています、部長のさおりです!
本日から6泊7日で台湾スタディーツアーです。
参加者は5名ですが、OBの方2人も途中合流する予定なのでなんだかんだ賑やかなSTになりそうです!
さて、今日は日本時間で朝9時のフライトで桃園空港まで来ました。
桃園空港からバスに乗り約40分ほどで台北市内につき、
迷子になりそうになりながらも無事宿泊予定のホテルに到着!
駅から徒歩10分ほどのとても良いロケーションで、ナイトマーケットもとても近いです。
そしてさっそく、夜市に行ってきました。
現地の人たちで賑わっていて、
屋台には珍しい食べ物がたくさんありました!
夜ご飯を食べた後は、
台湾の伝統的なデザート、豆花(デザート豆腐)を食べてみました!
なんとも優しい味で、全員ご満悦でした。
明日からは、本格的にSTプロジェクトが始動します。
Twitter、ブログも毎日更新予定なので、楽しみにしていてください!
本日から6泊7日で台湾スタディーツアーです。
参加者は5名ですが、OBの方2人も途中合流する予定なのでなんだかんだ賑やかなSTになりそうです!
さて、今日は日本時間で朝9時のフライトで桃園空港まで来ました。
桃園空港からバスに乗り約40分ほどで台北市内につき、
迷子になりそうになりながらも無事宿泊予定のホテルに到着!
駅から徒歩10分ほどのとても良いロケーションで、ナイトマーケットもとても近いです。
そしてさっそく、夜市に行ってきました。
現地の人たちで賑わっていて、
屋台には珍しい食べ物がたくさんありました!
夜ご飯を食べた後は、
台湾の伝統的なデザート、豆花(デザート豆腐)を食べてみました!
なんとも優しい味で、全員ご満悦でした。
明日からは、本格的にSTプロジェクトが始動します。
Twitter、ブログも毎日更新予定なので、楽しみにしていてください!
プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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