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こんにちは!ブログの更新が遅くなってしまいすみません...
今回初めて担当させて頂きます、16のゆきえです。

10月5日の勉強会では、次週に映画『ディア・ピョンヤン』を上映することから、日本と朝鮮半島に関連する歴史、問題などについてのプレゼンテーションとディスカッションを行いました。

そもそも、日本と朝鮮半島では、どのような歴史上の接点があったのでしょうか?

弥生時代にまでさかのぼると、日本と朝鮮半島は友好的に文化交流を行っていたそうです。
しかし、1274年、1281年の二回にわたる元寇(モンゴルと朝鮮の連合軍)の日本に対する侵攻で、両者は対立。この攻撃の背景には、日本の海賊が侵攻したこと、また侵攻の際に朝鮮を荒したことがあったそうです。
1367年には国交回復、通信使を送るなどの交流が200年ほど続いた。
ところが1592・1597年、国内にある様々な問題に対する目を海外にそらす目的で日本は朝鮮に侵略。このときの朝鮮の被害が大きかったことから、後の日本観形成に大きな影響を与えた。
1607年、日本は鎖国時代のなか、朝鮮とだけは国交を回復し、外交関係を結ぶ。貿易も盛んだったそうだ。

近代に入ると、韓国と日本は、支配被支配の関係におかれる。
1895年に日清戦争に勝った日本は清との間に下関条約を結び、韓国を影響下におく。韓国側は抵抗を10年以上続けるものの、1910年に日本は韓国を併合、ソウルに朝鮮総督府をおいた。1919年に三・一運動を起こすなど、韓国側の抵抗は続いたが、日本が第二次世界大戦で降伏するまで支配下におかれ続けた。1945年に韓国は独立、1948年北緯38度線を境に、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の二国が建国された。

そんなグラウンドを抱えるなかで、在日朝鮮人はどのような状況におかれているのだろうか。

現在、在日朝鮮人は578495人(2009年時点)で、そのうち約半数が日本に帰化している。
日本国憲法第25条で国民の権利は保障されるとされているが、朝鮮人は「国民」の対象外として権利は制限されてしまっており、かつ、納税義務はあるなど、義務の部分は日本人同様に扱われている。
例えば、年金は1986年までは外国人は受け取ることができず、またそれ以降でも、1981年時点で35歳以上だと年金を受けとることができないなどの問題が残っている。
永住権においても、韓国籍を取得した在日朝鮮人に限って優遇し、協定永住においても、協定3世が永住権を得ることが難しいなどの問題がある。

また、このような環境のなかで在日朝鮮人として日本にとどまったのには、歴史的なバックグラウンドもある。
彼らのなかには、戦時中に土地を日本人に奪われ雇用の機会を失って、日本へ来ざるを得なかった人もいる。戦後、無料で朝鮮に帰ることのできる政策ができたが、朝鮮で生活をする手だてのない人は、日本に残らざるを得なかったのである。

このように、日本に住んでいる朝鮮人に対する待遇には様々な問題を抱えていますが、では、日本と朝鮮という国家間では、どのような問題があげられるのでしょうか。

例えば、軍事的な問題では、北朝鮮による日本に向けたミサイルの発射、核実験を行っていること、などが挙げられます。
よくニュースになる問題で言えば、拉致問題がありますね。これは、1970-1980年代にかけて、多くの日本人が不自然な形で行方不明になり、実はこれが北朝鮮による拉致だったというものです。2002年に北朝鮮は拉致の事実を認めたものの、まだこの問題は解決していません。

また、日本側の朝鮮人学校への対応にも、幾つか問題が挙げられます。
1948年に朝鮮学校の独自の教育を否認し、1949年には朝鮮学校閉鎖令が出されています。1975年にすべての学校が許可されましたが、現在、高校無償化の対象外になっている(他の外国人学校は対象内)などの問題が垣間見られます。

ここで、この問題について考えるためのディスカッションを行いました。
橋本市長の動画を見て、彼の「朝鮮人学校の高校無償化は拉致問題解決のあとだ」という発言についてどう考えるのかについて話し合いました。
彼の意見に賛成だった人は、教育により作られた考え方が政治においても影響を与えるということを理由に挙げており、また反対の人は、教育を受ける権利と政治を混同すべきでないという理由を挙げていました。

全体としてうかがえたのは、どちらの立場にある人も、普段のディスカッションに比べて感情的であったということです。日本に関連してくる問題で、客観的に話し合いを行うのは難しいのだと実感させられた瞬間でした。

その後、韓国と日本の間にある問題として挙げられていたのが、竹島はどちらの国に帰属するのかという問題です。
どちらの国も領有権を主張しており、この領土問題はまだ解決していません。

最後に、映画『ディア・ピョンヤン』についての概要、監督について説明して頂きました。

全体をとおして、次週の映画上映までに、もっと在日朝鮮人について考えてみたいと思うような内容でした。

プレゼンを担当して頂いた、14のさきさん、かおさん、まりさん、15のうっちーさん、ありがとうございました!



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無題
橋下さんに賛成した理由として
「教育により作られた考え方が政治においても影響を与えるということ」
は、あがっていませんよ。
どうもあの議論には論点のずれが多々あった気がしてなりません。
残念です。
NONAME 2012/10/21(Sun)18:41:52 編集
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東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
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