ICU UNESCO CLUBLOG
ICUユネスコクラブのブログです。
是非ご覧ください♪
2015
こんにちは、17のかなえです。
2日目の今日は、ベトナム友好村と日本大使館を訪問してきました。
プロジェクトを担当した私から、今日の振り返りをお送りします!
まず、ホテルで朝ごはんにフォーを食べた後、ベトナム友好村へと向かいました。
市内中心部からしばらく行くと、あまり舗装されていない道に。渋滞もあって、タクシーで1時間弱かかっての到着でした。
・ベトナム友好村
ベトナム友好村は、ベトナム戦争で散布された枯葉剤によって被害を受けた子供たち、および退役した米軍兵士の方々が暮らす施設です。退役米軍兵のジョージマイゾー(George Mizo)氏が、1988年に計画を立ち上げ、日本を含む各国の協力のもと設立・運営されています。現在は6〜18歳、合わせて120人程の、何らかの障害を抱えた子供たちが暮らしています。
友好村に着くと、優しそうな村長に迎えられ、その後各教室を案内していただきました。海外からの訪問客が途絶えない施設で、子供たちも全く動ぜず慣れた様子。症状によってクラス分けがなされており、比較的軽めの子たちは職業訓練も受けていました。彼らが作った洋服やポーチなどの布製品は可愛らしく素敵で、部員もみんなで購入しました。その後20分程度子供たちと遊ぶ時間をいただき、シャボン玉や折り紙を通して、近くでふれ合うことができました。
今回の訪問の目標としてあったのは、「まず現実を知って、何かしらの思いを抱くこと」でした。
私の感想を述べると、一観光客に過ぎず、見学や買い物しか出来ない自分を実感しました。しかし、商品の売買によって支援金が生まれたり、この訪問が問題をより深く考える契機になったりと、プラスの面も勿論あります。
既に出来た循環の中で自分はどのように動くか。
考えさせられる時間でした。
部員からは、
・施設数は後遺症を抱えた子供たちの数に追いついていないのではないか
・子供たちは卒業後はどうするのか
・手に職を付けて社会の一員となれる一方で、親元を離れ社会から隔離されてしまうというジレンマもある
・差別意識などを無くすため、ふれあう機会の大切さ
などの感想や意見が挙げられました。
それぞれに感じることがあり、目標は果たせたと思います。
・市内散策
さて、ハノイ中心部まで戻り、お昼はローカルなお店でブンチャーを食べました。
米粉を使ったブンという麺にお肉などを混ぜて(チャー)いただきます。
地元の料理店で少し緊張しましたが、とても美味しい!濃厚な味でした。
その後、シルク通りやカフェ通りをゆっくり散策。
ベトナムコーヒーやプリンを堪能し、心と体も幸せな時間を過ごしました。
・日本大使館
夕方、在越日本大使館へお伺いしました。
ベトナムの基本情報を簡単に説明していただいた後、質疑応答となりました。話題は多岐にわたり、とても興味深く、有意義で貴重な時間を過ごすことができました。
私が印象的だったのが、スーパーのお話です。昨日今日と散策した際、小売店が多くスーパーを見かけないな、と感じていました。それについてお伺いしたところ、煩雑な手続きのために大型店が進出しづらいことや住民のニーズの低さなどを理由として教えてくださいました。また、類似した店舗が同じエリアに多くあるのは、個人が土地所有出来ないため、店を拡大することが出来ず他店がどんどん真似をするから、また客側も「○○を買うならここ」という認識でいるためかえって便利だから、というお話でした。
他にも時間目一杯にお話をしてくださり、とても勉強になりました。
部員からは、
・セキュリティの厳しさ(台湾との差)
・日本一元論ではなく、ベトナムに見習うべきルーズさもある
・自動車・バイクは速くて危ないと思っていたが、遅く走ると聞いて驚いた
・同様に、治安はそれほど良くないと思っていたが、東南アジアの中でかなり良いと聞いて驚いた
などの声が上がりました。
夜は近くのレストランで済ませて、早めにホテルへ戻りました。
ゆっくりとしつつも、充実した時間を過ごせた1日でした。
明日は盛りだくさん、ホーチミン廟やバチャン村訪問、交流会を予定しています!
それでは、17かなえでした。
2日目の今日は、ベトナム友好村と日本大使館を訪問してきました。
プロジェクトを担当した私から、今日の振り返りをお送りします!
まず、ホテルで朝ごはんにフォーを食べた後、ベトナム友好村へと向かいました。
市内中心部からしばらく行くと、あまり舗装されていない道に。渋滞もあって、タクシーで1時間弱かかっての到着でした。
・ベトナム友好村
ベトナム友好村は、ベトナム戦争で散布された枯葉剤によって被害を受けた子供たち、および退役した米軍兵士の方々が暮らす施設です。退役米軍兵のジョージマイゾー(George Mizo)氏が、1988年に計画を立ち上げ、日本を含む各国の協力のもと設立・運営されています。現在は6〜18歳、合わせて120人程の、何らかの障害を抱えた子供たちが暮らしています。
友好村に着くと、優しそうな村長に迎えられ、その後各教室を案内していただきました。海外からの訪問客が途絶えない施設で、子供たちも全く動ぜず慣れた様子。症状によってクラス分けがなされており、比較的軽めの子たちは職業訓練も受けていました。彼らが作った洋服やポーチなどの布製品は可愛らしく素敵で、部員もみんなで購入しました。その後20分程度子供たちと遊ぶ時間をいただき、シャボン玉や折り紙を通して、近くでふれ合うことができました。
今回の訪問の目標としてあったのは、「まず現実を知って、何かしらの思いを抱くこと」でした。
私の感想を述べると、一観光客に過ぎず、見学や買い物しか出来ない自分を実感しました。しかし、商品の売買によって支援金が生まれたり、この訪問が問題をより深く考える契機になったりと、プラスの面も勿論あります。
既に出来た循環の中で自分はどのように動くか。
考えさせられる時間でした。
部員からは、
・施設数は後遺症を抱えた子供たちの数に追いついていないのではないか
・子供たちは卒業後はどうするのか
・手に職を付けて社会の一員となれる一方で、親元を離れ社会から隔離されてしまうというジレンマもある
・差別意識などを無くすため、ふれあう機会の大切さ
などの感想や意見が挙げられました。
それぞれに感じることがあり、目標は果たせたと思います。
・市内散策
さて、ハノイ中心部まで戻り、お昼はローカルなお店でブンチャーを食べました。
米粉を使ったブンという麺にお肉などを混ぜて(チャー)いただきます。
地元の料理店で少し緊張しましたが、とても美味しい!濃厚な味でした。
その後、シルク通りやカフェ通りをゆっくり散策。
ベトナムコーヒーやプリンを堪能し、心と体も幸せな時間を過ごしました。
・日本大使館
夕方、在越日本大使館へお伺いしました。
ベトナムの基本情報を簡単に説明していただいた後、質疑応答となりました。話題は多岐にわたり、とても興味深く、有意義で貴重な時間を過ごすことができました。
私が印象的だったのが、スーパーのお話です。昨日今日と散策した際、小売店が多くスーパーを見かけないな、と感じていました。それについてお伺いしたところ、煩雑な手続きのために大型店が進出しづらいことや住民のニーズの低さなどを理由として教えてくださいました。また、類似した店舗が同じエリアに多くあるのは、個人が土地所有出来ないため、店を拡大することが出来ず他店がどんどん真似をするから、また客側も「○○を買うならここ」という認識でいるためかえって便利だから、というお話でした。
他にも時間目一杯にお話をしてくださり、とても勉強になりました。
部員からは、
・セキュリティの厳しさ(台湾との差)
・日本一元論ではなく、ベトナムに見習うべきルーズさもある
・自動車・バイクは速くて危ないと思っていたが、遅く走ると聞いて驚いた
・同様に、治安はそれほど良くないと思っていたが、東南アジアの中でかなり良いと聞いて驚いた
などの声が上がりました。
夜は近くのレストランで済ませて、早めにホテルへ戻りました。
ゆっくりとしつつも、充実した時間を過ごせた1日でした。
明日は盛りだくさん、ホーチミン廟やバチャン村訪問、交流会を予定しています!
それでは、17かなえでした。
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2015
こんにちは、部長のあやかです。
2014年度スタディーツアーinベトナム、いよいよ始まりました!
初日の今日は、ハノイ中心部のホテルに到着後少し休養を取って、夕方から活動を始めました。
空港から市内に向かうバスの中からの一枚。
さて、街中を歩いてまず驚いたのが、バイクの多さと交通ルールの酷さです。私たちが歩いた横断歩道には基本的に信号はなく、ビュンビュンとバイクが行き交う道を、タイミングよく渡らなくてはなりません。しかも、ぼーっとしているとクラクションを鳴らしながら目の前を横切っていくのですから、驚きです。
そんなこんなで、本日の一押しイベントは、オーダーメイドアオザイ作りです。
たくさんあるデザインから好みのものを選び、生地を決めて、採寸に移っていきます(店内は撮影禁止だったので残念ながら写真はないのですが、目移りしてしまうほどたくさんのデザインと生地があり、どれも素敵でした)。
アオザイとは、ベトナムの伝統衣装の一つで、高校生が卒業式の時に着たり、結婚式の時の衣装として使われています。
仕上がりは2日後の10日です。報告をお楽しみに!
本日3月8日は、「国際女性デー」ということで、オプションなどが無料になるキャンペーンをやっていました。
夜はホテル近郊のnight marketに行ってきました。
ここ数日霧雨が続くハノイで、雨合羽をゲット!
初日から盛りだくさんな日でしたが、今日のミーティングでは、各自が受けたベトナムの印象について話し合いました。
・日本に好印象を抱いている人が割と多い。
・バイクやタクシーなどの交通ルールが甘い。
・日本では当たり前のコンビニやスーパーがなかなか見当たらない代わりに、小売店が随所に見られたのは、社会主義国としての特徴の一つではないか。
などなどの意見が挙げられました。
明日は、ベトナム友好村と日本大使館訪問です。
2015
こんばんは、17のかなえです。
明日からとうとう2014年度のスタディツアーが始まります!
今年は一昨年に引き続いてベトナムを訪れます。
一週間かけて北部の首都ハノイから南部のホーチミンまで、各所を巡ります。
ハノイでは
・アオザイ作り
・ベトナム友好村訪問
・バッチャン陶器村観光
・シクロ体験
ホーチミンでは
・クチトンネル見学
・ツーヅー病院平和村訪問
・メコン河クルーズ
などを予定しています。
また、自然遺産であるハロン湾も観光予定です。
ICUユネスコクラブの年間活動の集大成ともいうべきスタディツアー。
生きた異文化の世界を体感することで、皆で問題と向き合い、議論するという日々の活動がより深みを増します。
今年も今回のベトナムスタディツアーに向けて、事前に勉強会を重ねてきました。
学んだことが現実とどう結び付いているのか。
または、学んでいないようなどんなことが現実では起きているのか。
好奇心とフラットな視点を忘れずに、実際に行かないと知り得ない世界を感じてきたいと思います。
写真は、事前にスタツアメンバーで食べに行ったベトナム料理屋さんでの一品、コムガー。
本場での料理も楽しみです!
17,18合わせて5人の少数精鋭で、実りあるスタディツアーにしていこうと思います。
詳細については、随時更新していきます!
17かなえでした。
明日からとうとう2014年度のスタディツアーが始まります!
今年は一昨年に引き続いてベトナムを訪れます。
一週間かけて北部の首都ハノイから南部のホーチミンまで、各所を巡ります。
ハノイでは
・アオザイ作り
・ベトナム友好村訪問
・バッチャン陶器村観光
・シクロ体験
ホーチミンでは
・クチトンネル見学
・ツーヅー病院平和村訪問
・メコン河クルーズ
などを予定しています。
また、自然遺産であるハロン湾も観光予定です。
ICUユネスコクラブの年間活動の集大成ともいうべきスタディツアー。
生きた異文化の世界を体感することで、皆で問題と向き合い、議論するという日々の活動がより深みを増します。
今年も今回のベトナムスタディツアーに向けて、事前に勉強会を重ねてきました。
学んだことが現実とどう結び付いているのか。
または、学んでいないようなどんなことが現実では起きているのか。
好奇心とフラットな視点を忘れずに、実際に行かないと知り得ない世界を感じてきたいと思います。
写真は、事前にスタツアメンバーで食べに行ったベトナム料理屋さんでの一品、コムガー。
本場での料理も楽しみです!
17,18合わせて5人の少数精鋭で、実りあるスタディツアーにしていこうと思います。
詳細については、随時更新していきます!
17かなえでした。
プロフィール
HN:
ICUユネスコクラブ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の公認サークル。
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
ユネスコ憲章前文の”戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。”という文章に賛同した学生たちが集まり、身近なところから世界の問題まで、興味を持ったことに関する勉強会を行っています。
活動時間:
火曜日→13:10~13:50:昼ミート@新D371
金曜日→19:10~21:30:勉強会(場所はTwtterやFacebookでご確認下さい)
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